セガの体感ゲームを作った男

「この人に会いたい」セガの鈴木裕(すずき・ゆう)氏にインタビュー。
ハングオン」「バーチャファイター」を作った男として有名なお方だ。
・本物志向
自らバイク好きだという鈴木さんは「ハングオン」開発にも「こだわり」があったようで、
ゲーセンの筐体に「本物のバイクエンジンを入れたかった」らしい。
結局排気の問題があり、却下されたが(そりゃそうだ)実物のバイクに勝るとも劣らないマシンを作り上げた。
・鈴木道場
当時はまだ珍しかった3Dポリゴンの技術を使って、何か作ってみたい・・・ということで作られた
対戦格闘ゲームバーチャファイター」。
開発のため、鈴木さん自身も格闘技の勉強を始める。そしてスタッフに、自ら「型」を指導した上で
絵を描かせたとか(「鈴木道場」と呼ばれたらしい)。
・文字通りの「体感」
出来上がったゲームをプレイする人が、自分の操るキャラクターがダメージを受けた時に
「『イテッ!』と叫んだのを見て、しめたと思った」と、鈴木さんは語る。
その出来栄えには、クリエイターが実際に体を動かした“生(ナマ)”の感覚が生かされているのですね。
セガマークIIIよ永遠なれ
ソフト特集は、ファミコンのライバル(と、なる筈)であったセガのハードウェア
SG-1000」(1983年)「SEGA Mk-III」(1985年)用の珠玉の名作をフィーチャー。
しかし当時(1980年代)セガのゲームは“男の子向け”ばかりだったので、腐女子にはとっつきにくく(^_^;)
フリッキー」とか「アウトラン」ぐらいしか知らないや。軽やかにスルー。
そうかと思えば。初代「ファンタシースター」は、女性スタッフがゲームデザインを手がけたとかで。
その開発に関する話も聞いてみたいですな。
・あんなゲームやこんなゲームが
「たまゲー」(たまに行くならこんなゲーセン)は、前回からの続き。
有野は秋葉原レトロゲーム専門ゲーセン「トライ・アミューズメントタワー」で遊ぶ。
ドラゴンバスター」や「超絶倫人ベラボーマン」、元祖初代「ストリートファイター」など
渋いラインナップが置いてある。行ってみたいかも。