ポジティブ戦隊ファイターファイブ!

超ぽじてぃぶ!ファイターズ」(テレビ東京テレビ北海道)。
暫定ながら、プレーオフ進出を決めたファイターズ。もしかして今日ぐらいで
このアニメも最終回かも・・・と思いつつ鑑賞。
・お題はズバリ「超ポジティブ」
「アト一歩デス!」意気あがるトレイ・ヒルマン監督。「アト一歩デ、プレーオフに出ることが出来マース!」
「そうだ!監督の言うとおり、あと一歩だ!」選手会長小笠原道大も拳を突き上げた。「勝っても負けても、
全力で行こう!」
右手で左肩をぽんぽんと叩き、人差し指で天を指す。「超!ぽじてぃぶ!」
「おう!」チームメイトも、同じポーズで続く。「超!ぽじてぃぶ!」
ガンダムの「ジーク・ジオン!」を思わせる統制っぷりである(笑)。
・静寂を破る
そしてチームは、札幌ドーム内で練習を始めた。
「センター!」白井一幸ヘッドコーチが、ノックの打球を飛ばす。
「オーライ!」落下点で坪井智哉が待ち構えていると
「バシッ!」何か赤いものが目の前を横切り、ボールを空中キャッチ!
「な・・・何だ!?」速すぎて見えない。
一方。バッティングケージでは、セギノールが快音を響かせている。
「ここへ来て、セギノールと小笠原がスゴいですね」新聞記者が監督に話しかけた。
「ウム」ヒルマン監督も満足気な表情。その時
「フフフフフ・・・フフフハハ・・・ハハハハハ・・・」
不気味な笑い声が、ドームに響いた。
セギノールが大きな打球を打ち上げると、その打球がスタンドに着地する前に
「カキーン!」何者かによって打ち返された!そのまま弾丸ライナーで、バックネットに突き刺さる。
「何デスカ?今のは!」
内野では、走塁練習をしている選手を
「ビュン!」赤い影がすばやく追い抜いていった!
「ひええ・・・ホームまで倍の速さ・・・何者なんだ」ストップウォッチ片手に、コーチも呆然。
ホームベースについたスパイクの足跡に「Super Devil」という文字。
・超悪魔?
「スーパーデビルだと?」
「驚異的なスピードで走りぬける連中・・・」
「バットのスイングスピードも、我々の倍はある連中・・・」
あのファイターズをして、そう言わしめるほどの能力を見せつけられた。
「白井head、彼らはbaseball playerデスカ?」思いっきり横文字のヒルマン監督。
「いや。このスピード、パワーは、特別な運動能力を持っている団体で、野球か他のスポーツかは
定かではありませんね」と白井ヘッド。
「もし野球チームだとしたら。我々の常識を覆すスピードとパワーの、強力軍団・・・!」小笠原が呟く。
「せや。そういうことや」“ガンちゃん”こと岩本勉も、驚きを隠せない。
・敵は強い
「白井ヘッド・・・どこに所属しているチームなんでしょう?」坪井の問いに、白井ヘッドが答える。
「うむ。私が知っている限りでは、世界の野球組織で『Super Devil』というチーム名は無い。
だが、ある国の人里離れた所で、世界のあらゆる拳法、武術、近代スポーツ術を取り入れた団体があると
聞いたことはある。まさか、野球界にまで進出してくるとは考えられんが」
座っている人の上を宙返りで飛び越えたり、スプリングのついた器具で逆さ吊りにされたり、
カンフーの道場を思わせる厳しい特訓が、行われているとかいないとか。
・力と技と団結と
「全世界から誰が挑戦して来ようとも、我々は『超ぽじてぃぶ』に進むだけ!」
小笠原さんを先頭に、SHINJO・ガンちゃん・金村曉・坪井が、並び立って叫ぶ。「『超ぽじてぃぶ』で行こう!」
5人で仁王立ちするその様は、さながらゴレンジャーである(^_^;)。
そして番組の最後。次回予告の欄に書かれていたのは「次回から、スーパーデビルとの激闘が・・・」。
なんだか、どエラい展開になってきました。うーむ。
それまでマターリしていた物語に、突拍子も無い設定が加わってきました。
まるで「ドラゴンボール」のようです。どうなっちゃうのさー。