佐世保・女子小学生刺殺−見えてきた背景。

TVのトップニュースは、やっぱりこの事件の話題からです。
被害者・加害者双方の親御さんの心境を思うと、気の毒である。
・女の友情は怖い
「いつも一緒で仲良しだったのに、なぜ相手を殺したのか理解できない」と周囲の人は証言してるようですが・・・
女の友情ってのは複雑です。昨日まで仲良しでも、些細なことで大喧嘩に発展したりします。
「犯人が女の子だったなんて」と驚く人も居るようですが・・・ぶっちゃけ正直。小学校高学年の女の子って凶暴です。
口喧嘩も腕力も強くて、残虐な生き物です。体力・精神面ともに「大人の女」並みです
(そのせいか、ロリコン趣味の男性の中には「11歳以上は最早オバサンだ」という人も居ます・・・って何の話)。
ただし人生経験が無い分傷つきやすく、怒りを鎮める術も持ちませんが。
・交換日記が電脳化されても
見えてきた主な動機−それは何と「インターネットのチャットで腹立たしい発言があったから」だったらしい。
インターネット普及前の時代にも、「交換日記にムカつくこと書かれて、それが原因で喧嘩になる」というのはよくあった話。
コレがネット上の誹謗中傷になると・・・全世界に恥を晒してしまうので困りものです。
−「じゃ、普通のノートの交換日記だったら、こんな事件は起きなかった?」
いや。何を書いたか知らないが、書いたところがノートであれネットであれ、変なことを書かれたら
どっちみち大喧嘩になると思いますよ(翌日の報道で「ノートの交換日記もやっていた」ことが判明した。やっぱり・・・)。
・人を刺したら血が出ます
ただ今回のように「殺人計画を実行に移す」人は滅多に居ない。
人間って、「人を殺す」ことには本能的に拒否反応を示しますから。
ワイドショーコメンテーターの言うように「命を大切にする心が欠如していた」か、あるいは
「殺してはいけない」という本能的抑止力はあったのに、それを超えるほどムカつく事を書かれたのか・・・。
・再発防止
昨日も書きましたが、頼むから「子供たちからカッターナイフとインターネットを奪わないでね」。
刃物も通信機器も、実際に「多少失敗などしながら、自分の手で使う」ことで、正しい使い方を学ぶのだから。