気づいてくれよー

世間は3連休でも、ダメ家の人々はお仕事。ご主人様は会社で、メイドは家で。

                                      • -

朝。ご主人様が会社に出かけた後、駄メイドは「ザ・サンデー」(日テレ)を鑑賞中。
その時「ピロロロロ・・・」ウチの電話が鳴った。
どうせ間違い電話か、電話勧誘の類だろう。無視。
もう一度「ピロロロロ・・・」ウチの電話が鳴った。
あれ?またかかってきた。放置。
しばらくしてまた「ピロロロロ・・・」ウチの電話が鳴った。
間違い電話だとしたら、さすがに教えてあげる必要があるな。
4度目「ピロロロロ・・・」ウチの電話が鳴った。
うぜーなー・・・と思いつつ、電話をとる。「もしもし?」
「あ。駄メイドさん?」あれ、ご主人様?どうなさいました?
「書類(のデータ)を忘れたんで、メール添付で送ってもらいたい」との事。
自宅で昨夜までにせっかく作った書類を、手持ちのメモリーカードにセーブするのを忘れて
そのまま会社に行ったのだそうで(さすがダメ人間)。
しかも家に携帯電話を置いてきたので、駄メイドの携帯番号がわからず
固定電話に連絡してきた・・・というわけだ。
ご主人様のPCを起動し、書類を探し出してメール転送。これでOK。
「やっぱり持つべきものはパソコンのできる嫁だな」とご主人様。
・・・ただしそれも、起きてなきゃ使えないが(赤恥)。
その後、電話機の「留守」ボタンがチカチカ光っていたので再生してみたら・・・
「もしもーーし!駄メイドさーーん。起きてーーー!!」という悲痛な叫びが。
ウチの留守電に録音されるメッセージは、外には聞こえない。どうにか設定変更せねば。

                                      • -

昼。ご主人様は一旦帰宅した後、上司からの呼び出しで再び会社へ。
「会社へ行くついでに、近くの市営温泉浴場へ行こう」ということになり、駄メイドも同行する。
仕事が終わって、さあ温泉へ・・・と、駐車場に入ったらなんか車がいっぱいで。
日曜日とは言え、いつもはこんなに混んでないんだが・・・と思ったら。
併設の温泉プールがガキどもお子様たちでいっぱい。イモ洗い状態。
「・・・今日は止めよう」我々大人は戦意喪失、すごすごと引き下がるのであった。
そうだ。世間はもう夏休みだ。恐らくこれから8月末まで、ずっとこんな感じだろうなあ。