名古屋の都市伝説、その真相!

郵便受けに「リビング新聞」(名古屋リビング新聞社)名北版が入っていた。
今回の特集は、リニューアルされた名古屋の新名所「東山スカイタワー」の情報。
同タワー内に「上池竜の忘れ水」というパワースポットが建立されたそうで。
実はコレ東山公園のボートに乗ったカップルは別れる」
という都市伝説に関係があるそうで・・・

その昔。東山公園の上池には大きな竜が居て、それを祀(まつ)る社(やしろ)があったという。
その社に、ひとりの娘が母の病気が治るよう願って百日参りをしていた。しかし願いもむなしく、
母親は亡くなってしまった。
悲しむ娘を見かねた竜は、悲しみを忘れられるという霊水を与えて飲ませた―
それ以来、上池の水は「忘れ水」と呼ばれるようになったという。

そして何をどう間違ったのか、今はこの「忘れ水」の伝説が「全てを忘れる→縁を切る」ということに変化し、
「上池に来たカップルは別れる」という都市伝説になったらしい。
ちなみに。かつて神奈川県民だった頃、名古屋育ちの友人にその話のことを尋ねたら
「飽きてきたカップルは、だいたい東山公園ぐらいしか行くところなくなるのよ」とのこと。そういうもんなんですか。