日本男児の恋人?ラブプラス

バンクーバー五輪も開幕し、テレビは昼夜ともオリンピックハイライト一色。
日本選手がまだメダルを獲っていないので、それもどうも盛り上がりに欠ける(今のところ一番盛り上がっているのが、
スノーボードの何某選手の“ユニフォームスーツ着崩し騒動”の話だけ、というのが寂しいところだが)。
というわけで。夜のテレビは今まで録画していた「仮面ライダーW」(テレビ朝日系)のビデオ消化。
・昨年からの大ヒット作
夜のワイドショー「情報エンタメLIVE ジャーナる!」(フジテレビ系)で、「バレンタインデーに“バーチャル恋愛”を
する男たち」という特集をやっていた。
最近人気のニンテンドーDS用ソフト「ラブプラス」(コナミ)にハマっている人に密着取材。
ラブプラス」は恋愛シミュレーションゲームなのだが・・・従来の「女の子から告白されたら勝ち」というゲームと違い
「女の子との会話や逢瀬、恋愛の進展を楽しむ」ゲーム。
“ゲームの中で別の人生を過ごす”という点では「おいでよどうぶつの森」「トモダチコレクション」(いずれも任天堂)に
近い楽しみ方か。
・2月14日にはプレゼントが来る
で。「ラブプラス」の熱烈なファンの中には「ゲームの中の彼女と一緒に旅行する」と、旅先にニンテンドーDS
持参する人も居るという。
番組に登場したのは、大半が「リアルの世界で嫁さんや彼女がいる」という人。独り身の寂しさを紛らわせている人ばかりでは無い。
タレントの三宅裕司さんも、年甲斐も無く(失礼!)どハマりしたほど。
・生身の女は難しい
番組ではコレを「男の『冬ソナ』現象」と呼んだ(笑)。なるほどね。
平井理央アナウンサーの感想は「(ラブプラスの女の子たちに)絶対勝てない気がする」。
それだ!よく言った!ワテもそう思う!
最強の声優。最強のシナリオ。ツボをつく演出。生身の女はどんなに頑張っても“男の理想”であるラブプラスのヒロインには
勝てないのである。「ラブプラス」のヒロインは現代のガラテア(彫刻家・ピグマリオンが作り上げた
完璧な理想通りの女性像)だな。
それに生身の女と付き合うのは、どうしても面倒な事がついてまわる(人間同士だからね)。ゲームの中のヒロインも
機嫌を損ねることはあるけれど、解決策があるというもので。
男性にとっては「リアルの恋愛とバーチャルの恋愛は別」かも知れないが。最終的にはゲームの女の子に敵(かな)わない。
・どこからの刺客だよ
もしかしたら。ラブプラスは、日本の男性どもを虜にしてリアル恋愛・人間関係構築のの意欲を削(そ)ぎ、
晩婚少子化を促進させようとする某国からの刺客だったりして??
−「何よ、その『テトリス』の都市伝説(アメリカの人々を夢中にさせて労働意欲をそぐために旧ソ連が送りこんだ
ゲームだという説)みたいな話は」。
ファンの皆様、どうもすいません(平謝り)。