ドラマ版「椿山課長の七日間」

夜。テレビ朝日「土曜ワイド劇場」枠で「椿山課長の七日間」を見る。
かつて映画化もされた、浅田次郎さん原作の小説のテレビドラマ版だ。
・過労死したら後が大変
デパートの婦人服売り場のやり手課長だった主人公・椿山和雄は「大創業祭」を控えたある日
過労がたたって突然死してしまう。
天国の役所で「邪淫の罪」を言い渡され、しかも「あなたは重大な事実を知らぬまま死んだ」
ということで、その日から3日間(初七日まで)だけ下界に戻ることを許された。
果たして彼が見た“遺族の秘密”とは??・・・というお話。
・美男美女、と思ったら
映画版の椿山課長役は西田敏行さんだったが、ドラマ版は“2時間ドラマの帝王”船越英一郎さん。
こっちの方が原作の設定年齢に近いや。
そして。彼が下界で行動するときの“仮の姿”である美女・和山椿さん役は石原さとみちゃん。
こちらはちょっと若いような気もするが、可愛いのでよし。
子分の身を案じながら死んだヤクザの親分・武田役は北大路欣也さん。こちらは“仮の姿”と二役。
本作品最大の見せ場である「椿山課長と武田親分のキス(未遂)シーン」もバッチリ(笑)。
そして。このドラマ版でも、結末は小説版と異なっていました。そう来たか、と。
・ところで
デパートの売り場のシーンを見て「店内の構造が京急百貨店に似てるな」と思ったら・・・
最後のスタッフロールに「ロケ協力・京急百貨店」と出ていた(笑)。
椿山課長が結婚指輪を買うシーンだったが・・・かつてウチの夫婦が結婚指輪を買ったフロアだ。