ウサギに憧れるカメ?

先週〜今週のNHK連続テレビ小説「ウェルかめ」。
先週16日放送分で、波美ちゃん(倉科カナ)が片づけていたお酒のボトルの中に、「わかば」(2005年)で
ヒロインが震災から疎開した先である宮崎・村上酒造の芋焼酎「金のまほろば」が。いいなー。
奇しくも今週、その「わかば」で村上酒造のおばあちゃん役だった南田洋子さんが逝去されたところ。
・チャレンジャー募集
で。その波美ちゃんは、「ウミガメ館」で亀園さん(松尾れい子)という飼育員に出会う。
彼女は「東京でのOL生活を辞めて、ウミガメ飼育員に転職した」という異色の経歴。
コレは「徳島チャレンジャー」として「Hot-Shin」に掲載したい!と意気込む波美ちゃんだが・・・
亀園さんは「人間が苦手」といって取材に乗り気じゃないみたい。
・人間よりもよっぽど洗練されている
亀園さんが言うには「1億年前から変わらないウミガメの体は、究極の“洗練された姿”」であると。
カメ嫌いの波美ちゃんは、理解に苦しむ―「洗練された姿」というのは、パリやミラノの最新ファッションのことを
いうのではないのか??
その亀園さんが、ウミガメの治療と放流のために沖縄・黒島の研究施設に行くと言い出した。
絶対密着取材したい波美ちゃんは、吉野編集長(室井滋)に給料を前借りして同行することにしたのだ。
亀園さんが「ウミガメの保護活動や環境保護運動で大々的な活動をする」姿を撮影できることを期待して。
・学級新聞レベルを出ない
どうも波美ちゃんは、「目先の華やかさがある人」だけを追いかける習性があるようで。
世界を目指すのもいいが、まずは自分の足元を見るべきである。今のところ、このヒロインに共感できん。
よっぽど、カメ遍路@勝乃新くん(大東俊介)や亀園さんの方が、共感できてしまう
(そう思うのもワテだけだろうけど)。
波美ちゃんは「ウサギ的生き方に憧れるカメ」といったところか。今後変わっていくのだろうか。