川越チャレンジ!愛は地域を救う?

今週の連続テレビ小説「つばさ」。
24時間テレビ」のマラソンが始まる前に、あの登場人物のマラソンが始まってしまいました。
まさか、日テレに対抗した?
「チャレンジすること」の本当の意味を、今一度考えてみましょう。
・親戚に配る
竹雄お父さん(中村梅雀)が甘玉堂に戻り、いつも通りの・・・否、それまで以上に家族の絆が深まった玉木家。
そこへ、お隣の宇津木夫妻(金田明夫広岡由里子)がやって来た。
万里ちゃん(吉田桂子)が記者をしているサッカー情報誌に、彼女の署名入りの記事が掲載されたのだ
(ちなみに記事の内容は、宮崎ポロナティーヴォの大谷翔太=小柳友=が戦線離脱した後に起用されて活躍した
ゴールデンボーイ”の特集だった)。
ルーキーイヤーから頑張っている万里ちゃんに刺激を受け、つばさちゃん(多部未華子)が新たに思いついた企画が
「川越チャレンジ」。
頑張っている人、何かにチャレンジする人を、ラジオぽてとで応援しようというのだ。
「かーわごーえー♪チャーレーンジー♪Wow!」
浪岡さん(ROLLY)もサウンドロゴを作曲し、ノリノリだ。
ボールは友達
リスナーに「チャレンジしたい事」をFAXやメールで募集したところ・・・数多くの応募が来た。
つばさちゃんは、その中にあった「サッカーのレギュラーになりたい」という小学6年生・大輝くん(堀江晶太)の
FAXに目を止める。
大輝くんが所属する川越サッカークラブは、つばさちゃんや翔太くんがかつて所属していた古巣。後輩を応援するため、
つばさちゃんはグラウンドを訪れた。
後輩たちは「お姉さんって、『大谷翔太が唯一抜けなかった相手』でしょ」かつての彼女の活躍を知っていた。
生きる伝説だ!レジェンドだ!
つばさちゃんは真瀬社長(宅間孝行)にこの件を相談し、「元Jリーガーである翔太に指導してもらう」ことも考えたが・・・
まだ翔太くんは、サッカーと向き合える状態ではなさそうだ。
・自分で限界を見限るな
で。大輝くんはレギュラーになれそうなのか?と思ったら
「無理無理」「女子より体力無いし」という声が。どうもダメっぽいらしい。そんな彼に
「サッカーは“グラウンドに立つ選手”だけが戦っているんじゃない。応援で参加するのも戦力だ」と、つばさちゃん。
どこぞの女流落語家兼おかみさんの言葉を思い出した。
そこへ何故か、万里ちゃんが取材にやって来た。大会連覇を狙う川越クラブを、追跡取材しているそうで
(サッカー雑誌って、こういう普通の少年サッカーチームも取材するんか?)。
そして運動音痴の万里ちゃんは、大輝くんの頑張りを見て己を奮い立たせているようだ。
「大輝くんがレギュラーになるなんて、私がフルマラソン完走するのと同じ(ぐらい難しい)」。
ラソンを完走するのは時間がかかってもできるけど、サッカーのレギュラーは如何ともし難いだろ(汗)。比較できるか。
ところで。多部ちゃんと吉田桂子ちゃんが並び立つと・・・どっちがヒロインだかわからなく(以下強制削除)。
女系家族の宿命
つばさちゃんは玉木家の家族にも「チャレンジしたい事」を聞き出していた。
マリバロン加乃子さん(高畑淳子)は、「女将修行にチャレンジする」と宣言、千代ばあちゃん(吉行和子)の
猛特訓を受けている(前途多難ではあるが・・・)。
そして。知秋くん(冨浦智嗣)が「和菓子職人になりたい」と言い出した。
その理由は「お姉ちゃんには『店を継げ』ってうるさく言うけど、僕は『好きにしていい』と言われる―
もしここで『職人になりたい』と言ってみたら、どういう反応を示すか見たかった」。あまり本気ではないようで。
知秋くんは「成績優秀」という設定らしいので、いい大学に入ることを嘱望されているのかもな。
・どっかの民放テレビ局に言って
後日。ラジオぽてとに大輝くんが現れて「チャレンジを取り下げたい」と言い出した。
チームに迷惑をかけたくないし、「応援」として参加する方向に力を入れたいという考えだ。
その気持ちを汲んで、つばさちゃんもそれを了承。FAXを大輝くんに返した。
そのすぐ後。それを知った万里ちゃんが、ラジオぽてとに乗り込んできた。
「大輝くんに何をしたの!」万里ちゃんはブチギレ状態!「大輝くんは『本心からレギュラーを諦めた』わけじゃない。
他人の夢を利用して面白がって、番組が盛り上がれば、それでいいと思ってるわけ?」
つばさちゃんの後ろで、真瀬社長が小さくなっていた(笑)。
・美人記者が来れば選手も喜ぶし
万里ちゃんが必死になっている理由―それは、先日の自分の署名入り記事の事があったから。
雑誌に載っている文面は、ほとんど先輩社員が修正したもの。自分の文章とは全然別物になっていた。
「今度こそ自分の記事を」と意気込んでいる万里ちゃんは、精力的に川越クラブを取材するが・・・
編集部からは「金にならん記事を書いてる暇があったら、別の取材に行け」と言われる有様。
文章力より、美貌を買われて採用されたようなもの?
「大谷翔太を取材したくてサッカー雑誌の編集者になった」のに、その大谷翔太はもう退団してしまい
「仕事する意味を失った」感があるのも事実だ。
・衝撃のチャレンジ
翌日。万里ちゃんはラジオぽてとに、衝撃的なチャレンジ計画を持ち込んだ―「フルマラソンに挑戦する」というのだ。
つばさちゃんに「自分で限界を決めるな」と言われたのに奮起した万里ちゃんは、無理とわかっていてもフルマラソン出走を
決意したのだった。
真瀬社長は難色を示したが・・・つばさちゃんの説得により「川越チャレンジ」での生中継が決まった。
・大規模なのにすぐできた
医療スタッフと運動公園のコース、それにお手伝いのボランティアを手配し、万里ちゃんのマラソンが始まった。
この手のチャレンジ企画なら、他にもフルマラソン希望者が居そうなもんだが(笑)。
ラジオぽてと前をスタートし、自宅前を通って運動公園を周回。順調に走り続ける万里ちゃん宛に、
多数の応援FAXやメールが届く。
テレビの前の人は「イモトアヤコさん頑張れ」という間違いFAXを送らないように(爆)。
「負けないで」が聞こえて来そうな
周回数カウント係の知秋くんも見守る中、万里ちゃんのゴールが近づく・・・が、あと少しというところで倒れた!
真瀬社長は中止の判断を下すことも考えるが、川越市民の声援は鳴りやまない。
そこへ。黄色いユニフォームの少年少女が駆け寄って来た。「お姉さん!頑張れ!」川越クラブのみんなだ!
万里ちゃんは最後の力を振り絞り、また立ち上がる。そして感動のゴール!
応援FAXの紙でゴールテープ作らなかったんか(違)。
大輝くんも「レギュラーを諦めないで頑張る」と宣言。ここからが、新たなチャレンジとなった。
ラジオぽてとで声援を送っていた翔太くんも「俺も何かにチャレンジしたくなったよ」と笑顔を見せた。
もう一度サッカーと向き合ってみるのか?
・ラスボス登場
川越市民が感動に湧く一方で・・・マダム城之内(冨士真奈美)が、斉藤興業を訪れていた。
浩徳さん(西城秀樹)に、経営難の斉藤興業が持つ川越キネマの土地の買収を提案してきたのだ。
買収話とか弟が菓子職人になりたいとか、「どんど晴れ」みたいな展開になってきたな。
次回、ラジオぽてと総辞職?川越キネマ崩壊の危機??