お子様の聖地!横浜アンパンマンミュージアム

一方、駄メイドはといえば・・・コミケをサボって「横浜アンパンマンこどもミュージアム」へ行く。
横浜市営地下鉄高島町駅のホームに降り立った時から、アンパンマンの看板が道案内してくれる―戦いは既に始まっている。
・ここに来たらコレを食べたい
駅を出て、みなとみらい地区の中心に向かって歩く。日産自動車の新しい本社ビルも見える。
日曜日、しかもお盆休みとあって混雑しているのだろう、駐車場は満車。公共交通機関で来て良かった。
アンパンマンミュージアムの施設は「ショッピングモール」(入場無料)と「ミュージアム」(入場料1000円)に分かれている。
まずはショッピングモールエリアを歩く・・・「ジャムおじさんパン工場」をはじめ、物欲をそそるグッズショップが並ぶ。
パン工場で、アンパンマンしょくぱんまんカレーパンマンそれぞれの顔(の形のパン)を購入。
・高いのか安いのか
せっかくだから、入場料1000円を払ってミュージアムを見ていく。
美術館とか博物館、というより「子供たちが自分の手で触る体験施設」「巨大な屋内公園」という感じである。
歯車を回すとパラパラ漫画が動いたり、ボタンを叩くと音が出たりという仕掛けが満載。自分の体を使って学ぶことが
目的のようだ。
「未来を担う子供たちのために」という、崇高な目的が見て取れる。
アンパンマンばいきんまんなどのキャラクターライブステージが開催される「やなせたかし劇場」も、ミュージアム内にある。
―以前、松戸にあった「バンダイミュージアム」のヒーローショーステージを思い出す。
・無料お試しをエサに
子供たちにしてみれば、絵本やアニメで見る「アンパンマン」の世界の中に、自分たちが入り込んでいるのだ。
夢のような話である(笑)。
アンパンマン版のディズニーランド”という感じですな(飲食物が高いし)。
いや、面積はそんなに広くないし、入場料のいらないエリアで1日過ごすことも可能なんですが。
無料で遊べるアンパンマングッズや玩具も、触れば欲しくなる。巨大なショールームでありアンテナショップとしての
機能も持ち合わせるのだ。
アンパンマンミュージアム&モール有限責任事業組合」の参加社には、原作本を出版するフレーベル館
テレビアニメ版制作に携わる日本テレビ音楽トムス・エンタテインメントをはじめ、アンパンマングッズを
製造販売する企業の名がずらりと並んでいる。
・Go for it!ANPANMAN
で。大人のワテは、アンパンマンの絵本や紙芝居を売っているショップ「森の本屋さん」で
「とべ!アンパンマン―ANPANMAN」(1)(フレーベル館)という本を発見、購入する。
この本は、1994年頃まで読売新聞日曜版に連載されていたアンパンマンの漫画を収録した絵本。
コマの下にアンパンマンばいきんまんたちが喋る台詞の英語対訳がついている。
アンパンマンのキャラクターには、英語圏にないもの(何しろアンパンが無いし)も多いので、
翻訳者の玉置百合子さんは苦労されたことだろう。