適材適所!居場所はここだ

今週の連続テレビ小説「つばさ」。
おばあちゃん(吉行和子)から「店を継ぐための修行を本格的に始めるために、ラジオの仕事を辞めてもらいます」と
言い渡されてしまったつばさちゃん(多部未華子)。しかし、今のままで「ラジオぽてと」を諦めたくはない。
・無理な話
その「ラジオぽてと」が、いよいよ正式開局の日を間近に控えている。
ロナウ二郎さん(脇知弘)は「パーソナリティーになったら、とっておきのギャグをやりたい」とやる気満々だが、
真瀬さん(宅間孝行)がそれを許す筈もなく。
また、浪岡さん(ROLLY)は「開局の日に、自分が音楽の道に入るきっかけとなった曲をかけたい」と
「堕落天使の誘惑」というLPレコード盤を購入申請する。が、経理の丸山さん(松本明子)の承認はおりない。
「真瀬vs二郎」「浪岡vs丸山」という対立が発生、開局前からラジオぽてとはバラバラである。つばさちゃんは
「みんなが少しずつ、それぞれのわがままを譲ってくれたら・・・うまくいくのに」と悩む。
・親方の傷が疼く時
そして考え付いたのが「みんなでパーソナリティーをやってみる」こと。
つばさちゃんが担当する筈だった番組も、二郎さんや丸山さんにやってもらう。真瀬さんも喋るのだ。
いよいよ開局の日、本放送がスタートした。真瀬社長の「開局挨拶」はリスナーから「お説教みたいで退屈」と
酷評されるが・・・つばさちゃんの生中継にマリバロン加乃子さん(高畑淳子)が乱入するなど、ハプニングで
聴く者を釘付けにする(笑)。目が・・・否、耳が離せない。
・3食入り980円は安いのか
市民の台所「すずもとスーパー」の特売商品を紹介する生中継は、二郎さんが担当
(専務@俊にい=三浦アキフミ=は「つばさちゃんが来てくれると思ったのに」とがっかり)。
二郎さんは持前のグルメレポートの才能で、目玉商品の「さつまいもラーメン」の美味さをアピールすることに成功。
リスナーからも「美味そうー」と大反響!テレビのグルメ番組と違って、視覚で現物を見られないのに
「うまさ」を見事に伝えた。
・初めて聴く人が居る
次は浪岡さんのコーナー「音楽の蔵」なのだが・・・彼の姿が見当たらない。と、件のレコード盤を持って戻って来た。
常に肌身離さず持っていたギターを質に入れて、レコードを買ったという―
「ぼくも、リスナーの皆さんとつながってみたい。この曲を流すことで、皆さんがどう反応するか見てみたい。
そう思ったのです」。
浪岡さんの選んだ曲が流れると、これまた問い合わせが殺到!思いの糸がつながっていった。
今はFAXやらメールやらで、リスナーからの反応が即座に見られるからいいですね。
・小学生も戦力だ
丸山さんも人生相談コーナーで「別れちゃいなさい!」と一刀両断!某お昼の番組の電話相談ばりの人気が出そう(笑)。
そうこうしているうちに、最後の番組「開局挨拶2」の時間が来た。
真瀬さんが喋っている最中、つばさちゃんは丸山さんの息子・隼人くん(下山葵)をけしかけて放送ブースに
乱入させる。
隼人くんから、真瀬さんに質問。「コミュニティFMって何?」これは川越市民も知りたい疑問だろう。
そこで。つばさちゃんたちは外から「子供にもわかるように」とカンペを出した!
考えた末、真瀬さんは「川越市のみんなの、広場みたいなものだ」と答えた。
いつでも「つながる」ことのできる“広場”を作りたいという願いがあるのだろう―みんなのために。誰かのために。
・どこへ転がるかはわからない
真瀬さんへの指示、最後は「ギャグを一言!」
「お芋がポテット転がって♪ラジオぽてとの時間だよ〜」二郎さんのギャグをパクり、川越市民の前で大恥をかいてみる。
こうしてラジオぽてとは無事?放送を開始した。つばさちゃんは玉木家の他に、ラジオの仲間という家族の面倒も
見ることになったのでした。
次週、真瀬さんの隠し子発覚!?そして彼の過去を知る女性も登場!?
・今週の余談
ところで。川越キネマに「風のハルカ」の温泉ウサギ「きりぼんちゃん」人形が置かれているという話に続き、
「甘玉堂」の店内にも「ちりとてちん」の蜩(ヒグラシ)の紋の手ぬぐいが置いてあるとのこと。どこだろう?