空の翼、大地の芋

先週のNHK連続テレビ小説「つばさ」。
“ホーローの母”マリバロン・・・もとい加乃子さん(高畑淳子)が戻って来てから、つばさちゃん(多部未華子)の家は
どうもギクシャクしている。
・誰がイモ姉ちゃんだ
そして。つばさちゃんは浩徳さん(西城秀樹)の命令により、斎藤興産の物件「川越キネマ」の住人どもが
家賃を滞納しているので「何とかしろ」と言われる。
その住人の一人、「瞳」の今里さん・・・もとい。真瀬さん(宅間孝行)に丸め込まれたつばさちゃんは、真瀬さんが進める
コミュニティFM(市町村単位など、狭い範囲で聴取できるFMラジオ)の開局計画につきあわされてしまう。
その際「甘玉堂」の芋羊羹を持参したので、名前を呼んでもらえず“イモ”呼ばわりされる(笑)。
その他、夫が蒸発したというシングルマザーの丸山さん(松本明子)や、コンビだった相方に逃げられたというピン芸人
ロナウ二郎さん(脇知弘)も住みついている。いずれも、離れ離れになった相手を取り戻したいと思っているようで。
・どうにもならない違和感
つばさちゃんは川越市内の各地で、FM放送に使えそうな周波数を探す作業をする。もし周波数が見つからなければ
「川越キネマ」から立ち退いてもらえる!と、つばさちゃんは俄然やる気になる。
そんな姉が働きに出るようになってから、弟・知秋くん(冨浦智嗣)の様子がおかしい。
母・加乃子さんの顔を見るなり「うわああああ!」と叫んで暴れ出してしまうのだ。
この家の「おかん」はお前じゃない、ってわけか。
家族のピンチに、つばさちゃんは「家族の周波数を見つけてみせる」と、知秋くんに約束する。
サッカー仲間だった翔太くん(小柳友)も「つばさみたいに心配してくれるおかんが居たら、嬉しいと思う」と
励ましてくれた。
・80.8Mhz
そしてとうとう、使えそうな周波数がたった1つ見つかり、予備免許が交付された。
あとはスポンサー探しなのだが・・・まだ放送していないラジオ局に出資してくれる企業は無い。
そんな中。加乃子さんがまたしても家出した!しかし「家出の資金稼ぎのため」近所の工事現場でバイトをしていたのだ。
つばさちゃんは知秋くんを説得し、加乃子さんに会わせる。「知秋の『おかん』はひとりじゃないよ」。
家に「主婦」は二人も要らないけど、「おかん」は居てもいいのである。
・巨大ペンライトの感覚で
というわけで、加乃子さんの家出は阻止された(笑)。その場面を目撃した浩徳さん、またもサンバダンサーを召喚!
ダンサーの皆さんは誘導棒を振り回し、サンバでアミーゴ!工事現場の電光掲示板には
「大変ご迷惑をおかけします」。
・・・何かと迷惑な家族だから(笑)。
次週、つばさちゃんが翔太くんといい感じに!?