アカデミー賞作品

今日の話題は軒並み、映画「おくりびと」がアカデミー賞の「外国語映画部門賞」を受賞したこと。
おくりびと」は、亡くなった人のご遺体を清めて棺桶に収める「納棺師」の物語。
世界中で宗教や慣習こそ違うが、死んで葬式を挙げるのは日本人に限ったことじゃないからな。
・10年以上の構想
オーケストラのチェロ奏者だった男性(本木雅弘)が楽団解散で職を失い、納棺師として再就職。
いろいろな家族と出会い、成長する様を描いた物語。
そういやあ以前「納棺夫日記」という本を持っているモッくんの写真を、雑誌で見たことがあるな。
・「ふんどし」じゃない。「まわし」だ。
アカデミー審査員の評価は「死をテーマにした作品でありながら、ユーモアにあふれている」とのこと。
もしかしたら。監督や脚本担当者こそ違うが、モッくんがかつて主演した、大学の相撲部を再建する物語
シコふんじゃった。」みたいな面白さがあるのかも知れんな(分かる人だけ笑ってください)。
・長編は受賞を逃したが
そして。もうひとつ注目を集めているのが、短編アニメ映画賞を受賞した「つみきのいえ」。
海のそばの小さな家に一人で暮らす老人が、海面上昇で家がどんどん水没するたびに家屋を積み木のように建て増していく。
そのたびに、家族と暮らした思い出の部屋も水没していく。家族愛や人生の悲哀を、温もりあるタッチで描いたアニメだ。
DVDの他、絵本にもなっているらしい。ほとぼり冷めたら図書館で借りてみるか。