漫画で○‐1グランプリ

まんがくらぶオリジナル」(竹書房)購入しました。
今月の企画は「第1回NETA-1グランプリ」。各界から大物ゲスト作家11人が4コマ漫画を寄稿、ネタの一発勝負!
読者投票で面白かった作品を選び、優勝者にはトロフィーをプレゼント・・・らしい。
お馴染みのむんこ先生、伊藤黒介先生、森井ケンシロウ先生の他「ぼのぼのいがらしみきお先生、
となりの801ちゃん」の小島アジコ先生といったビッグネームも参戦という豪華さ。
個人的には・・・むんこ先生の作品が良かったな。パンクな一家が可愛いすぎ(笑)。

「がんばれ!メメ子ちゃん」(むんこ)

めでたく彼氏ができた泉ちゃん。しかし「女として見られていない」のが悩み。
そこで「女の子より女の子らしい男」亮ちゃんに弟子入り!?身のこなしが違う(笑)。
「くっだらね」と一笑に付した岸田さんだが・・・帰宅したら愛妻・沢子さんが裸エプロンでお出迎え!
「亮GJ(グッジョブ)!」
メメ子ちゃんのセクシー姿は・・・「アリかナシかで言うと『ナシ』で」か。残念。
でも。押しかけ弟子3人娘(2人+人妻ではあるが)の存在は、師匠・亮ちゃんにもいい刺激になったようで。

「こうかふこうか」(佐藤両々

毎度お馴染み花粉症シーズン。幸花ちゃんも岩井さんも亀山さんも、絶賛発症中。
思考能力が低下するこの季節、岩井さんがドサクサ紛れに幸花ちゃんや亀山さんを口説き続ける(笑)。
涙は花粉症のせいよ、症状が強くて・・・じゃなく。幸花ちゃんは岩井さんのことが好きだった??
・・・“幸花史上最悪の不幸”が始まらなきゃいいが・・・。

「ベルとふたりで」(伊藤黒介

お金持ちのレイコちゃん家で、強引にひなまつりパーティー開催!
三人官女と雌犬一頭、酒癖悪すぎ。犬が大トラになっちゃった!?
「油断してると家のもの取って行かれるわよ」で、猫のコロネちゃんが取ってかれた!
というより・・・コロネちゃんもレイコちゃんに愛想を尽かして、脱走したかったのでは(笑)。

シュレディンガーの妻は元気か」(中島沙帆子

ファッションに無頓着な夫。「材料と着心地と値段がそこそこで、外に着て出られれば」。
ユニクロで十分じゃないか。その通り。

けものとチャット」(みずしな孝之

さかりのついた猫同士の“あの声”!毎年悩まされる茶々さんが「何か違う成長を見せなさいよ!」と言ったら
「オスとオスだったよ・・・」。kwsk

やまいだれ」(小坂俊史

性同一性障害男女・脳交換移植ドナー探しパーティー」・・・現実にあったらいいですね、それ。
“心の性別”と“身体の性別”が一致しない人のために「脳みそを丸ごと交換できる移植手術」の技術確立を急げ。

ゲスト「げぇむな人生」

就職氷河期の始まり。T大を首席で卒業し、小さなゲーム会社に就職した新人社員・桧山君のお話。
かなりの「うっかり属性」であるらしく(そんなだから一流企業に就職できなかったのかも?)。
ところで。この作者さんの名前、何て読むんでしょうか。漫画の内容よりそっちが気になる(女へんに旦の字)。

「ショーコさん主婦選業中!」(松山花子

お隣の男カップル(というかハウスシェア)の“お義母様”来訪!っていうか入籍したんかい(笑)。
「今時絶対居ないのに、ドラマや漫画で描かれる姑の典型」。
翔子さんを見るなり、幼妻と間違える(メメ子ちゃんクラスの身長をイメージしましょう)。
きっと息子に嫁ができたら、自分がいびられたようにいびり倒そうと楽しみにしてたんでしょうな。
その結果・・・家出してきた。こうなったら息子たちも母親も、自分の人生を生きるしかない!

「ほんわかぱっぱ」(古川紀子

今から何十年前。ある食堂に眼鏡をかけたドジっ娘がおりました。
萌え心(→死語)をくすぐられている場合じゃない。それは昔の「大衆食堂わかば」の婆ちゃんの姿だ(笑)。
婆ちゃんはその頃から、焼き魚を焦がして怒られてたんか。

「もしもしぐま」(梶原あや

占い師のアシカ姉さん、わんわんテレビの取材を受ける!
男性アナウンサーの奥さんのお腹に居る赤ちゃんの性別を占う・・・「良かったですね、お父さん」
ってカメラマン氏がお父さん!?当たり過ぎる占いも困りもの。

スペシャルゲスト「ダレじゃ?」(赤羽文学

全編“ダジャレ”で展開される、怒涛の4コマ漫画。ワープロ・パソコンの変換ミスによくありそうな誤変換セリフや
「オヤジギャグ」系のダジャレを徹底的に可視化・映像化。
例え世界に通用しなくても。例え日本人の大半が「受け付けない」と言っても。オレは好きだぜ、支持するぜ!

「モトリョ。」(幌倉さと

モトリョちゃん、可愛い雛人形に変身。でもじっとしてるのも大変。早く、ひなあられのおかわりを!
ひなあられや菱餅の「ピンク・白・緑」の配列は、雪(白)の下の若草(緑)から芽が吹いて、花(ピンク)が咲く
・・・という意味が込められています。
若かりし(新しかりし)頃のモトリョちゃんは、もう少し明るい色だったんでしょうな。
白酒を一口飲んで、秒殺で眠ってしまったモトリョちゃん。ロシア生まれだからとて、酒に強いとは限らないようで。

「いけどん三世帯」(黒金魚)

冷蔵庫のドアポケットにたまった「弁当についてる醤油」。瓶の中に詰めて「1本のMIX醤油の出来上がり」。
それいい!今度試してみよう(試すんかい)!

「ゆなさなニッキ」(小笠原朋子

今月で最終回。似てない双子・佑奈&佐奈も、いよいよこの春から中学生。
少しずつ自分たちの道を歩き出すんだろうな・・・でも、二人はずっと一緒。
で、5年後。高校生になった頃、やっと「さなの服がぴったり!!」になった佑奈ちゃん。良かったね♪
小さい佑奈ちゃんが好きだった佐奈ちゃんは、不満そうだけど(笑)。