元気を出させるTV

この週末、日本テレビ系で「３夜連続『さんま・タモリ・たけし』BIG3スペシャル」と題した特番をやっていた。
第３夜の今夜は「ビートたけしの『今まで見たこと無いTV』」。
ビートたけしさんが「今現在のテレビ番組はどれも似たりよったりだ」と苦言を呈し、「これまで見たことのないような
テレビ番組を提案する」というもの。
・殺す気かー！
試練を乗り越えなければ会わせてもらえないご対面番組「会いたいかい？」、名優の原石は死体役にあり！という発想の
オーディション番組「死体役スター誕生！」、戦車や爆弾で豪快に調理する料理番組「アーミー・クッキング」・・・
などなど、あり得ない番組企画のオンパレード。笑わせてもらいました。
しかし。何故かほとんど（というか全て）の企画に、ダチョウ倶楽部の３人が登場。途中から見たら、まるで
「ダチョウ倶楽部主演」の特番である（笑）。
あまりに過激なので、評論家の宮崎哲弥さんは「日テレは開局55周年で歴史を終えてしまうかと思いました」。
確かに。本当にこれらの番組をレギュラー化したら、日テレが破滅しかねない（笑）。
・寝技をかけたい
今回面白かったのは“本音に迫るトーク番組”「たけしの部屋」。
従来のトーク番組といえば、ゲストの芸能人が当たり障りのない会話をするだけ。そこで今回、ゲストにウソ発見機を
装着させ、過激な質問をぶつけるのだ。
過去の名番組「ドラキュラが狙ってる」（TBS系）の「ドラキュラ裁判」を思い出す。
で。今回ゲストとしてセクシー女優・杉本彩さんと、北京五輪柔道金メダリスト・石井慧選手が登場。
お互い、きわどい質問をぶつけ合う激しいバトルを展開。この対決は面白かった。
結果は杉本さんの圧勝。「戦う前から弱気になっていた」という石井選手、セクシー女王の前では力を発揮できず。