ひとりぼっちのふたりっ子

今週の連続テレビ小説「だんだん」
忠さん(吉田栄作)が、娘・めぐみちゃん(三倉茉奈)の幼い頃の姿を思い起こすシーンがあったのだが・・・
その時に使われていた映像は「ふたりっ子」の麗子ちゃん(役を演じていた頃の茉奈ちゃん)だろうか?
子役経験のある人は、昔の映像があるからいいね。“幼年時代”の子役をキャスティングする必要がない(笑)。
・予測できない事態
そのめぐみちゃんは、のぞみ@夢花さん(三倉佳奈)に「自分たちは双子かも知れない」と言われ、混乱していた―
双子かも知れない、と言われたところで・・・めぐみちゃんにしてみれば、母・嘉子さん(鈴木砂羽)は優しい人なので
「双子を出産して、片割れだけを手放した」とは、とても信じ難い。
同級生の直子ちゃん(寺田有希)が言うように、のぞみちゃんだけ誘拐されたのか(汗)!?
それを聞いた夢花さん、一言
「めぐみさんて、アタマ悪いんどすなあ」。
ぶわははは(爆笑中)!双子(かも知れない)相手に言われたくは無い言葉だな。
・ありがち、では済まされない
「うちのお母はんが、めぐみさんと私を産まはったんどす」と夢花さん。2時間サスペンスドラマの“舞妓はん探偵”も
ビックリたまげる名推理である(笑)。
というのも。夢花さんをとりあげた産婦人科医・後藤先生(伊武雅刀)が酔った勢いで話していた思い出話を聞いて、
夢花さんは確信したのだった―
真喜子@花雪さん(石田ひかり)の父(つまりは、のぞみちゃんの祖父)にあたる一条の旦那さん(夏八木勲)が、
生まれたばかりの孫を抱いて、強面のお顔をデレデレさせながら
「可愛い可愛い〜♪めーぐーみー♪」と言っていた・・・と。
あーあ。やっちゃいましたね。後藤先生としては「のぞみ」と言ってるつもりで「めぐみ」と言っちゃったか。
兄弟姉妹で似たような名前つけると、どうしてもこういう言い間違いがありますからね。
・真喜子って誰。
戸籍を調べれば、全てがはっきりするのだが・・・夢花さんは京舞の発表会「温習会」が近くて忙しいので
(と、役所なんて行ったことがないので)と、めぐみちゃんに自分の戸籍を調べるようにねだる。
めぐみちゃんとしては「今居る両親こそが、自分の本当の両親だ」ということを証明してやりたくなった。それで、
松江市役所の戸籍係へ。
「家族全員が記載された戸籍」を取り寄せると・・・「父・田島忠」「母・一条真喜子」とあった。
嘉子お母さんは、後から忠さんの籍に入っている。つまり、めぐみちゃんの本当のお母さんでは無かったのだ。
「赤の他人」ということを証明する筈が、「自分の家族が“偽りの家族”だった」ということを知る結果になった。
「誰か・・・助けて・・・!」めぐみちゃんは思わず呟く。
・早くも真実が明かされる
同じ頃。温習会の会場で準備をしていた夢花さんに、どこかから「助けて」という叫びが聞こえた・・・ような気がした
(双子もののドラマとしては、ベタな描写ですけどね)。
次週。まさかの“とりかえばや作戦”発動!めぐみちゃんが舞妓はんに変身!?
・韓国ドラマっぽい?
今日の放送の後「土曜スタジオパーク」に三倉茉奈・佳奈姉妹が登場。「だんだん」の裏話や、これからの見どころを語った。
秘密を探ろうとする、のぞみ@夢花さん。自分の信じていた生い立ちが崩れ、恐怖に怯えるめぐみちゃん。
それぞれの行動に、出来上がったドラマを見て「夢花さん、介入し過ぎ!」「めぐみちゃん、戸籍見に行ったらアカンやん!」と、
ツッコミを入れることも多々あるらしい(笑)。
思うんですけど。「だんだん」って、韓国ドラマでリメイクされませんかね。「双子が生き別れて云々・・・」という設定は
決して珍しくないけど、ハラハラドキドキの展開は韓国の人にも受けそう。
・大いなる希望の力
マナカナと共演する石田ひかりさんからも、ビデオメッセージが届いた。
ひかりさんは佳奈ちゃんのことを「ドリームちゃん」と呼んでいるそうで―その由来は「夢花」の夢の字から「ドリーム」
(佳奈ちゃんは嫌がっているが=笑)。
「夢」の字だけじゃなく「のぞみ」だからじゃないか?人気アニメ「Yes! プリキュア5 GoGo!」(ABC朝日放送テレビ朝日系)に
登場する、キュアドリーム@のぞみちゃんにひっかけて。ひかりさんの娘さん(幼稚園児)も、プリキュア好きだったりしないかね。