「妻が水死」一転「殺人」だった

今年6月。愛知県の木曽川で、家族での川遊び中に主婦が水死する事故が起きた。
当初は水の事故と思われていたが・・・不審な点があったため、愛知県警が詳しく捜査したところ、死亡した主婦の夫が
仕組んだ巧妙な殺人事件だったことが発覚。妻を失った悲劇の夫は一転、容疑者として逮捕された。
2時間サスペンスドラマさながらの急展開だ。
・愛知県警はヘボじゃない
これまでなら「事件性なし」で片づけられていたんだろうけど。昨年の大相撲・時津風部屋の暴行事件(稽古中の事故として
事件性を見逃した)以来、愛知県警は必死ですから。教訓が生かされたのか。
「事件現場が、ほとんど人の来ない場所だった」「遺体の腹部にスタンガンを当てた痕跡があった」など不審な点が見つかり、
捜査の結果「殺人事件」と断定された。その時使われたと思われるスタンガンが、後に川底から発見されている。
黒点3個を“顔”に見立てる
この夫は妻と離婚調停中で、3歳になる息子ちゃんの親権を争っていたのだそうで。
夫は殺人容疑を否認しているものの、所有するパソコンに「妻の実家への嫌がらせに使った“ニセ心霊写真”のデータ」
「スタンガンとナイフの購入履歴」更には「殺人依頼の闇サイト」「呪いに関するサイト」への閲覧・接続履歴が
見つかったそうで。呪いまでするのかよ!
・あれから1年
そういえば。名古屋市で「闇サイトで結成された犯罪者集団」の男3人にOLさんが拉致され、金品を奪われて殺害された
事件から1年が経過する。
今回の事件は、実際に闇サイトが使われなかった・・・とは言え。闇サイト撲滅を訴えている愛知県で、またそういう
おぞましい事件が起きてしまうとは。