目指せウキ→ビジュ

まんがくらぶオリジナル」(竹書房)発売日です。
今月の特集は「メメ子ちゃん」フラッシュアニメ化プロジェクトを紹介する「メメ子が動くまで」。
紙媒体の「くらオリ」と、動画サイト「livedoorネトアニ」にて「さかな&ねこ」を連載中の森井ケンシロウ先生が、
Flashアニメクリエイターとして全面協力。その姿はまるで「未来人だ!」。
むんこ先生曰く「私には手に負えない」という“未来の力”で、メメ子ちゃんが動く!
−「何?テレビ放送されるんですか?」
残念ながら、そうではない。FlashアニメはDVDに収録され、8月19日発売の「くらオリ」10月号についてくるらしい。
松本ぷりっつ先生の「うちの3姉妹」(テレビ東京系)みたいに、全編Flash制作でのテレビ放送を目指せ(笑)。
ねこ「やっぱり、岸田さんはメメ子ちゃんに食べられちゃうんですか?」
森井「おれの作品はそのオチ限定なのか」
ぶわははは!やっぱりそうなのか(違)。
(以下、ネタバレあり感想文。今回は長くなってしまいました)

「がんばれ!メメ子ちゃん」(むんこ)

メメ子ちゃん、岸田さんと仕事上の対立。自分の意見が通らなかった上に「岸田さんに勝つことばっか考えてるよね」図星。
こんな日はヤケ酒をあおりたくもなる。「飲み屋に行く→小学生と間違われる→警察に連れて行かれる」のコンボに
慣れているメメ子ちゃん。体が小さいと、そういうとき不便だな。
たまたま入った店「居酒屋ちえこ」は、岸田(兄)の行きつけの店。先々月の「強制社員旅行」の潮干狩りで採ったアサリを
酒蒸しにしてくれたおかみさんか。

リコーダーとランドセル」(東屋めめ

夏祭りの夜。沙夜ちゃん、またあつみちゃんを“ナンパ除け”に使ったな(笑)。
「背が高い人は、誰かのお兄さん?」・・・沙夜ちゃんは一生誤解し続けそうな気がします。

「うちの姉様」(野広実由

あさみお姉ちゃん可愛いー!方言の美少女は反則ですよー。
主役の3姉弟は要らないから、あさみお姉ちゃん主演のスピンオフ漫画を(おい)。

クロジとマーブル」(富永ゆかり

みわちゃん、今日は饅頭にひたすら焼き印をつけるアルバイト。
「ぼーっとしてると饅頭は行ってしまう」けれど。マーブルそっくりなら、その心配は無さそうだな。
「朝のプレミアムなひととき」・・・鼻血出てるようにも見えるぞ(汗)。

「アイスクリームトランスポーター」(有間しのぶ

遠距離恋愛を引き裂く、シンデレラエキスプレスの“女王駅員”なんて居るんか(笑)かつてのハニーも「過去形」に・・・。
この人の絵って、ストーリー物だと見づらいなあ(4コマだとそうでもないけど)と思うのはワテだけでしょうか。すんません。

「百花式」(日下さつき)

スペシャルゲスト。常識知識ゼロの新人OL・百花ちゃんの一人暮らし騒動記。
「米の袋にはご飯の炊き方が載ってませんでした」?おかしいな。ウチで買ってる米の袋には「おいしいご飯の炊き方のコツ」って
懇切丁寧に書いてありますよ。

やまいだれ」(小坂俊史

現実の世界で人を狩る「RPG症候群」に注意。患者は人生ゲームオーバーにされちゃいます。
タイガース依存症・・・ワテなんかもう23年ぐらい患ってますが何か。

ねこまんが」(こいずみまり

爪がやわやわで困る!わかりますよー。ワテも爪にすぐひび割れができて。
鉄剤飲むとウンコが臭くなる?いつの時代の話をしてるんだ(個人差はあるものの、最近の鉄剤はそうでもないらしい。
多少ウンコが黒くなることはあるが)。
こいずみ先生は、その前に持病の癪の「頑固な便秘」をどうにかなさった方が良さそうだ。

「ほんわかぱっぱ」(古川紀子

わかばちゃんの「しあわせの味」は、ばあちゃん特製のおやつ(パンの耳揚げ)。イカや海老の味がするのもご愛敬(笑)。
いつも蓮っ葉な感じのするわかばちゃんが、和んでる表情がいい。

けものとチャット」(みずしな孝之

七夕の短冊が猫に破かれませんように・・・という願いは、あっさり破られた。
いずれこの漫画で、ソフトバンクモバイルYAHOO!BBの“白猫CM”のパロディーをやるような気がするの。

「25年目の恋」(神奈川のりこ

冴木さんとの仲を嫉妬する女子社員どもに「天然でスゴい反撃を」かました、ひなこちゃん。
仕事や雑用を押し付けても、彼が手伝ったら逆効果!そして堂々と自分を主張したー!カッチョいいぞひなこ!

「らいよん」(いでえいじ

いで先生、久々のスペシャルゲスト。らいよんといえば大阪の某テレビ局のゆるキャラマスコットかと思いましたが。
猫っぽいライオンの夫婦、広い草原に2人。でも幸せ。シュールやなー。

シュレディンガーの妻は元気か」(中島沙帆子

「7番センターで、3打席ノーヒット1エラー」・・・数字としては覚えていても、それが何を意味するのかは
野球音痴の修平さんには全くわかっていないのであろう(野球大会で「打ったら3塁に走った」人だから)。

「ショーコさん主婦選業中!」(松山花子

キャバクラでパーっとお金ばら撒き・・・やってたんですか翔子さん(笑)。彼女がブランデーグラスを持つと、
「ゆうたろうグラス」級にでっかく見える。
それと大樹くん、女装すると美しいぞ(笑)。

「モトリョ。」(幌倉さと

以前スペシャルゲストで登場した、マトリョーシカ(ロシアの民芸人形)の女の子・モトリョちゃんのお話。
浩樹君と(猫と)、おばあちゃんも、モトリョちゃんが動けることを認知しているのね。でも睡眠中は元に戻るのか。

「エコエコパンドラ」(山田玲司

今回は「割り箸の真実」。最近割り箸代わりの「マイ箸」が流行していますが・・・日本の山、特に里山(人が一度でも
手を入れた山)は「間伐材」を取らなければ荒れてしまう。間伐材で割り箸を生産することも、エコのためには必要なのだ。
「自国の森には手をつけず、外国の森を伐(き)っては安く輸入している」日本。「自分の娘には門限を厳しくする一方で、
夜の街で娘と同じぐらいの女の子とエッチなことしてるオッサン」という例えはうまい(笑)。
日本が海外の木材を買い漁ることで、温暖化は加速していく。