地震の犠牲者は「鉄博」のカリスマ職員だった

14日に起きた岩手・宮城内陸地震で、土石流にのまれて倒壊した「駒の湯温泉」から、行方不明だった方々が遺体で発見された。
宿泊客の中には、さいたま市の人気スポット「鉄道博物館」の学芸員岸由一郎さんも含まれていた。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2008/06/16/01.html
岸さんはいわゆる“鉄ちゃん”のカリスマ的存在で、特に中小私鉄の保存活動に力を注いでおられた。
大学卒業後、神田にあった「交通博物館」に就職。その後鉄道博物館に移り、鉄道に関する著書も出している。
地震発生前日、栗原市で開催された「くりはら田園鉄道」の有効利用を目指す検討委員会に出席するため現地入り。
その後、駒の湯温泉に宿泊されていたらしい。
享年35。ウチらと同じ歳(1972年生)の、早すぎる最期。ご冥福をお祈りします。