“浪速のみのもんた”の知名度は?

情報ライブミヤネ屋」(YTV/日本テレビ系)が東京でも放送されるようになって、2ヶ月が経過した。
で。「全国ネット2ヶ月記念!宮根の評判はどうなん?スペシャル」と題し、大阪以外での宮根誠司さんの知名度
どれほどなのか?という調査が行われた。
しかし宮根さん本人は、不満げであった。「僕はみんなの“ミッキーマウスやで”?どこのディズニーランドが、
ミッキーマウスの高感度調査してる?」と。・・・それはミッキーマウスというよりビッグマウス(でかい口)やで。
・「汐留スタイル」「クリック」の進化系?
宮根さんの知名度アンケートを見る前に、踏まえるべき情報が―「関西と関東は、テレビ文化が違う」。
関西では「ミヤネ屋」の裏番組として「ちちんぷいぷい」(MBS)「ムーブ」(ABC朝日放送)という、硬軟両刀の情報番組が
鎬(しのぎ)を削っており、比較的歴史の新しい「ミヤネ屋」も健闘している。
一方。関東の日テレは「ミヤネ屋」を前半1時間だけ放送した後、16時半頃まで「アナ☆パラ」というのをやってるそうで
丸岡いずみさんのニュースタイムで終わってしまうのだ)。
同時間の裏番組として「2時っチャオ!」(TBS)や、人気ドラマ「相棒」(テレビ朝日)の再放送をやっている
(参考:名古屋では「ミヤネ屋」は16時40分までフルタイム放送。裏は「2時っチャオ!」だけやってます。
それ以外の局は「相棒」など、ドラマ再放送枠です)。
クラブリーダーの器か?
そうです。「おはよう朝日です」(ABC)の無い関東で、「ミヤネ屋」の1時間しか露出のない
宮根さんが、どれほど皆さんに知られているのか?というのは不安なところだが。
どこのミッキーマウスが「1時間で出番終わり」になるねんな(困惑)。
・キーパーソンは彼!
また、関東・関西「2007年度テレビ視聴率ベスト30」のランキングから、人気のある番組の傾向を分析。
関東は「ドラマ」「スポーツ」が上位に多く入り、関西は「バラエティ番組」が多くランクイン。
やはり「お笑い」が深く浸透しているのか・・・。
そしてもうひとつの「大きな違い」として「関東では、やしきたかじんさんの番組が放送されていない」という事実が。
・・・いろいろ事情があったようですが(以下、検閲により削除)。
放送できない理由として、「そこまで言って委員会」メンバーでもある拓殖大学大学院教授の森本敏先生は
「東京の人を片っ端から、なで斬りにする」「たかじんさんのキャラクターが関東では受けない」と分析する。
たかじんnoばぁ〜」(YTV)みたいに、飲みながら収録する・・・ってのじゃダメですか(笑)。
・やっと本題
と、いうわけで。いよいよ本題の「知名度調査」。東京・銀座の街角を行く女性たちに、宮根さんの写真を見せて
「この人、知ってますか」?
しかし!それ以前に皆さんがインタビューに応じてくれない。
誰も立ち止まらない。東京の人は冷たいのか・・・いやいや、このご時世、悪徳商法やキャッチセールスも多いんでね。
声をかけたうち、インタビューに応じた人はわずか1割(関西では6割が応じてくるという結果だった)。
で。応じてくれた方も「わかんない」「橋下徹大阪府知事)さんじゃないよね」「西川きよしさんの息子?」
・・・という有様。結局「30人に声をかけ、知っていたのはわずか2人」。しかも知っていた方は、関西在住経験者の方。
・やっぱり鬱陶しいのか
それなら、と。関東で確実に宮根さんのことを知っている(筈の)「あの人」に聞いてみる―日テレ・丸岡いずみキャスター!
−「宮根さんのフルネーム、ご存じですか?」
「宮根・・・誠・・一?」残念でしたね宮根さん。さんざんちょっかい出してるのに(笑)。
−「丸岡さんから見て、宮根さんの関東での評判はどうですか?」
「ちょっとこう・・・大丈夫かな、泥臭いっていうか」とバッサリ。「食べ物に例えると『豚玉』っていう感じですよね」。
大阪庶民の味、関東で浸透するには時間がかかるんでしょうか。所詮は「theワイド」の穴埋め扱い?
ホーム&アウェー
・・・さんざん叩かれた宮根さんに元気を出してもらうべく、続いては「ミヤネ屋」のホームグラウンド・大阪での調査。
60人に声をかけた結果「知っている」人は59人。これはABC局アナ時代からの「おは朝」によるものでしょう。
そんな宮根さんが、東京で成功するためにはどうしたらいいか?先ほどの銀座のマダムたちからのアドバイス
「勢いだけでガンガン行かない。オシャレに立ち振る舞うこと」「冷静さ、礼節さを大切に」。
丸岡さんからは「強烈なニックネームをつける。『ミヤネーヤ』なんかどうですか」。
それを聞いた宮根さん「東京なんか行くか!面白ぅもない!」逆ギレ状態になってしまった。「こんなもん、内々でやったらええねん」。
何か事件でも起こせば、全国的知名度が上がるかも(こら!)。事件はダメでも「熱愛とか」と森若佐紀子アナウンサーは言う。
関ヶ原を越えて
すっかり、へんねし(へそ曲げ)状態になってしまった宮根さんだが・・・「ミヤネ屋」の知名度が順調に上昇している
地域もある。それが我らが名古屋・中京テレビのエリア!成功の鍵は名古屋にあり!というわけで、名古屋での調査。
それでも宮根さんの怒りはおさまらない。「中途半端やで!」
名古屋市大須商店街で30人に声をかけて「知っている」人が25人という結果。どうだね宮根さん(笑)。
昨年9月の放送開始前の「名古屋人が誰も知らない大物司会者クイズ」キャンペーンとか、連日やっている「東海3県・
地名漢字クイズ(豪華賞品が当たる)」コーナーが功を奏したかも。
・この日記はミヤネ屋を応援します
中京テレビの編成部で「ミヤネ屋」を担当する土井信和さんによれば、やはり知名度が低いので最初は心配だったとのこと。
数字は明示されなかったが「視聴率もいい」らしい(「2時っチャオ!」よりは面白いと思います、ワテは)。
視聴者から送られてきたご意見は・・・番組開始当初こそ「正直言って、あまり面白くありません」というのもあったが、
最近では「毎日見ている」という意見が増えたとのこと。
「新聞ネタなど、話題が大阪ローカルに偏り過ぎている」という意見もあったようなので、今年から「ミヤネ屋@ナゴヤ店」
では名古屋の夕刊紙の記事を紹介する「夕刊60秒チェック」というコーナーもできました。
中京での放送開始から8ヶ月をかけて、ここまで認知された「ミヤネ屋」。東京でもその良さが理解されるには、
多少の時間が必要なようである。
半年後の東京には、宮根誠司を知らない人は居ない・・・のか?頑張れ宮根さん、頑張れミヤネ屋!