ようこそだん吉!ソーラーカー愛知に来る

ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)今回は2時間スペシャル。
我々が注目する「ソーラーカー日本一周ひとふで書きの旅」は番組改編期のスペシャルが続いたので、
ほぼ1ヶ月ぶりに続きを見る。
・意外な名物
三重県四日市港を出発した軽自動車ソーラーカー「だん吉」。国道23号線を北上、愛知県入りを目指す。
と。車窓の外に「あられ生地製造」の工場が何軒も立ち並ぶのを発見。
あられの「生地」って何?と思ったら。「匂いする!」ドライバーの城島茂松岡昌宏、おいしそうな香りに誘われて
「丸共商会」さんの工場へ。
・中京の米どころ
社長さん曰く、見るのが早い!ということで“あられの生地”を見せてもらう―
長さ3cmほどの、斜めに傷の付いた乾麺っぽい物体(小麦粉や澱粉で出来ていて、茹でる前のマカロニみたいな感じ)。
これを250℃の油で揚げると・・・我々が知っている「揚げおかき」や「あられ」に変身するのだ。美味そー。
四日市市周辺で生産されるあられ生地は、実に全国生産の80%を占めているのだそうで。
あまり知られていないことですが。三重県や愛知県は、日本のお菓子(特に乾き物、駄菓子)の文化を支えているのです。
・桑名(くわな)い手は無い、蛤志ぐれ
だん吉は伊勢湾に沿って川越町を北上、桑名市に入る。ここが三重県最後の街だ。
桑名といえば・・・天然ハマグリ!漁港(赤須賀漁港)を発見、ハマグリを求めて立ち寄る。
ありましたありました、大粒のハマグリがゴロゴロと。肉厚で旨みもぎっしり。
「食べる?」と地元のおじさんに勧められ「待ってました♪すいませーん!」城島リーダー大喜び(笑)。
おじさん曰く「生でもね、この辺のはいけるんですわ」というので、貝を開けてそのままいただく(生牡蠣みたい)。
そして。伊勢土産として昔から人気の「蛤(ハマグリ)の志ぐれ煮」(いわゆる佃煮みたいなの)を作っている所へ。
出来立ての志ぐれを食べた松岡くん「これ1個で、(ご飯)1合いけるね」。確かに。
・水害に負けない
だん吉は国道1号線を外れ、揖斐・長良川木曽川に挟まれた半島状の中州を海に向かって南下。
ここは桑名市の旧・長島町エリア―絶叫マシーンの遊園地「ナガシマスパーランド」や「長島温泉」、アウトレットモールを擁する
「ナガシマリゾート」で知られる町だ。
川沿いの道を進むと・・・やたら堤防が高く、海が見えなくなった。このあたりは天井川(川の水位より地面が低い)で、
かつて昭和34年(1959年)の伊勢湾台風に襲われた時には堤防が決壊、周辺の民家が水没した。
元々この“半島”は、長嶋輪中と呼ばれていた―河口に点在する中洲を最開拓し、堤防で囲んで陸続きにした土地。
民家には、母屋より高床に作られた水屋(みずや)と呼ばれる水害用の避難小屋がある。先人の知恵が作り上げたシェルターだ。
・おわり無き渋滞
長島輪中を再度北上、国道1号線に戻る。三重県に別れを告げ、いよいよ愛知県に突入!
・・・が。そこは昔も今も往来の激しい東海道。県境を目の前にして、渋滞で足止め。
やっとこさ尾張大橋を渡り終えた・・・が。渋滞終わりそうも無く。だん吉はゆっくりと県境を越えた。
1都1道2府33県目・愛知県に突入!
・ごキンギョの皆様お誘い合わせの上
愛知県の最初の街・弥富市。至るところに金魚の看板が立っている。
金魚すくい用の小さいものから、高い値のつく品種まで。弥富市は金魚の養殖で有名なのだ。
そんな街で男二人、「手打ちうどん」の看板を発見!愛知といえば・・・味噌煮込みうどん!というわけで。愛知県最初の食事。
DASH村」で何度も麺類を打ったTOKIO。このお店の麺生地を触らせてもらうと・・・通常のものより硬め。
味噌煮込みうどんの麺は塩分を使わずに捏ねるので、長時間煮込んでも塩辛くならず、崩れないのだそうで。
おつゆに使う八丁味噌も、こだわりの逸品。ここまでの長い旅路を思いながら、あつあつのうどんに舌鼓。
・県境のすぐ横
弥富市内を走るうち、日も傾いてきた。バッテリーパワーが下がり、どんどん減速していくだん吉。木曽川の河口に向かって、
海を求めて進んでいくと・・・何故かゴルフ場(名古屋港ゴルフ倶楽部)に着いた。
このゴルフ場、海を臨むロケーションにある。敷地内に入り、安全な場所につけてバッテリーオフ。
5年半になる旅路も、いよいよ愛知・静岡・神奈川を残すのみとなった。“ひとふで書き”が繋がる日も近い!?
・愛知の海は絶景揃い
今後は弥富市から名古屋市知多半島渥美半島をなぞることになるかな?そうなれば愛知の旅路は、まだまだ長そうだ。
伊良湖岬渥美半島の先にある)なんかも、この季節に行くにはいい所ですよ。