底抜けに忙しい!茂山宗彦

NHKスタジオパークからこんにちは」今日のゲストは、連続テレビ小説ちりとてちん」徒然亭小草若役の茂山宗彦さん。
本業である狂言の公演が多忙な中、よくスケジュールがとれたな・・・と思ったら。生放送ではなく収録である。
・芸人にありがちな
ちりとてちん」の小草若兄さんは、ヒロイン・喜代美ちゃん(貫地谷しほり)に「底抜けにシビれ」て
熱烈に惚れるも、結局相手にされない(泣)。朝ドラには必須の(?)ポジションだ。
かつて「ふたりっ子」(1996年)でも、天才若手棋士役で出演。ヒロイン・香子(岩崎ひろみ)に求婚してフラレるという
役どころだった。
・寂しい小草若、ラブラブもっぴー
茂山もっぴーは先日土曜スタジオパーク」にご出演されていたが。そこでも紹介された「正しい『そこぬけに』ポーズ」をレクチャー。
そんな彼の素顔を、本人が小草若のキャラに扮して潜入インタビュー。一門の弟子たちを演じる皆さんの証言によると

  • 玩具(特にラジコン)が好き
  • 飲み会で最後まで居座る

・・・らしい。
プライベートでは昨年ご結婚(お相手は民間人の方)。新婚生活は「喧嘩すると早めに折れる」ようにしているそうで(笑)。
モルディブの海へ新婚旅行に出かけた写真も披露。いいなー。
・家の子は辛うございます
今回はもっぴーの本業・狂言大蔵流狂言師としての顔も詳しく紹介。3歳から父・茂山七五三さんについて稽古を始め、
実にこの道30年。それだけに「伝統芸能を受け継ぐ難しさ」「名門一家の重圧」というものを常に感じている。
父親が師匠というのは、ドラマの小草若兄さんと同じポジションだ。
祖父で人間国宝茂山千作さんからのアドバイスは「上手に、面白う、ゆっくりやれ」。それができたら人間国宝になれる、ってか。
・思いが仇になった!?
ちりとてちん」収録にあたり、落語という伝統芸能に真剣に向き合って猛練習。その上「発声の基礎」もしっかりしているため
もっぴーは落語をやらせても、かなり上手いらしい。だがそれが災いし、「落語がヘタクソ」という小草若のキャラに合わない!
と監督からNGにされてしまうという。それも問題なのか・・・(笑)。
ともあれ「ちりとてちん」の収録も、残りわずか。小草若兄さんに会えなくなるのは寂しいが、底抜けに!応援してまっせー!