「芋たこ」名セリフ集
週刊テレビ情報誌「NHKステラ」(NHKサービスセンター)を購入。以前募集していた
「あなたが選ぶ『芋たこなんきん』名セリフ」が、2週にわたり同誌上で発表されるのだ。
心に響く名セリフが多い「芋たこ」の中でも、こんな場面が人気だったようです。
「中途半端と中途半端が2つ寄って、トータルしたら満タンやんか」
「主婦としても作家としても中途半端になりたくない」という町子さん(藤山直美)に、
健次郎先生(國村隼)が言ったセリフ。
その後に続く「そこそこでええねや」というセリフまでが、名セリフだと思います。
“リアル・カモカのおっちゃん”こと故・川野純夫さんが、実際に田辺聖子先生におっしゃった言葉だそうで。
「ええことも悪いことも、両方あんねん。表があったら裏がある。それでトントンや」
人生の真理ですな。禍福はあざなえる縄の如し。
「お母ちゃんとしてきてもらうんやないね。新しい家族になるんや」
健次郎先生が町子さんと再婚するとき、徳永家の長女・由利子ちゃん(土岐明里)に言ったセリフ。
町子おばちゃんは「お母ちゃん」じゃないけれど、徳永家の大切な家族です。
「一生懸命仕事をしている女に『かわいげ』を感じられへん男は、原始人以下です!」
滅びてしまいなさい!恐竜!ってなセリフもありましたな。
「悔しい?その気持ちが、強い味方になってくれます」
働く女性から大きな支持を集めたセリフ。田辺先生の愛情が感じられます。
「お前は好きなこと、ずっと続けんねんで」
44歳の若さで亡くなった父・徳一さん(城島茂)の遺言。奇しくも今日の放送分で、この場面が再び出ました。
「結婚した人、悪い人てわかったら、お父ちゃんかわいそうやん」
町子さんが新聞や週刊誌のインタビューに出ているのを見て「新聞に出てるのは悪い人」と勘違いし、
そのページを破り捨てた三男・隆くん(土井洋輝)のセリフ。
何をアホなことを・・・と思われそうだが、本人にしてみれば父親を思う気持ちからの行動。
「生きてるときに、大事な人にちゃんと言葉を残している人は、亡くなってからも喋れるんやね」
健次郎先生の前妻・澄子さんは、徳永家の5人の子供たちにいろんなものを遺しました。