平成に入りました

今週のNHK連続テレビ小説芋たこなんきん」。
スペシャルゲストキャラとして、“ぐっさん”ことDonDokoDon山口智充さんが登場。
河内音頭を歌うシーンは秀逸でした。
・21年ワープ
時は一気に流れて、平成3年(1991年)。徳永家の5人の子供たちはそれぞれ、就職や結婚で家を出た。
看護婦・鯛子さん(小西美帆)は結婚退職(相手は先週登場した患者さんか?)。
「たこ芳」の女将・おりんさん(イーデス・ハンソン)は、店を若い板前さんに任せている。
耳が遠くなっているようだが「お勘定」という言葉にはきちんと反応する(笑)。
町子さん(藤山直美)のお母ちゃん・和代さん(香川京子)が、徳永家に同居するようになった。
・遠い国の悲しみ
この時代、世界は湾岸戦争の真っ只中。年端も行かぬ少年兵が銃器を持っている写真を
新聞記事で見た町子さんは、今度の新作小説を「中年の男性が若い頃の戦争体験を振り返る話」−
いわば「楽天乙女」の男性版にすることを決めた。
・Born to be wild
徳永家の長男・清志くん(尾上寛之)は会社員になり、山登りが趣味。ツチノコ騒動のときにお世話になった
丹波篠山の中川さん(阿南健治)のところによく足を運ぶ。
それが突然「会社を辞めて山小屋の管理人になる」と言い出した。おとなしい長男のワイルドな行動に
「昭一兄さん(火野正平)に似たとこがあるな」と、健次郎先生(國村隼)もびっくり。
・どこに居ても夫婦です
その徳永家に、長女・由利子さん(邑野みあ)が里帰りして来た。けど何か浮かない顔・・・
というのも「夫婦喧嘩して家を出てきた」のだ。
夫・清二さん(中村靖日)が、自分に何の相談もなくドイツへの留学を勝手に決めてしまったのだ。
デザイナーの仕事をしている由利子さんも、仕事を辞めるわけにはいかない。
町子さんは夫婦を「たこ芳」に呼び出し、話し合いをさせようとするが・・・結局まとまらず。
徳永家で健次郎先生に「夫婦には『こうであらねばならぬ』という形はない」と諭され、
清二さんはドイツへ留学、由利子さんはデザイナーの仕事を続けることに。
・山男にゃ惚れるなよ
大学病院で外科部長になった晴子先生(田畑智子)。最近、そりの合わない上司と変わり者の部下に
挟まれて大変らしい。
変わり者の部下−東條先生(山口智充)は、妻と離婚して娘2人を育てているシングルファーザー。
青年海外協力隊の活動でネパールから戻ったばかりだ。
・もうひとりの「徳永先生」
ある夜、晴子先生に「受け持ちの患者の治療について、所見を聞きたい」と徳永家を訪れた東條先生。
そのまま眠ってしまい、目が覚めたら徳永医院の診察室のベッドの上・・・
「すいません。ここ、どこですか?」
あまりにも天然で、あまりにも仕事に情熱的過ぎる東條先生に、晴子先生はペースを乱されっぱなし。
・始まるのよー
その東條先生に、晴子先生が「プロポーズされた」。他人の恋愛話に、町子さんは大興奮!
しかし。「子持ちのバツイチ男」と結婚するとなっては、不安もあるというもの。
結婚してもいいのだろうか。自分の実子でない子供たちも含めて「家族」になれるだろうか。
「子持ちの男と結婚した」のは、町子さんも同じ。彼女は晴子先生に、結婚当初の心境を語った。
「子供たちは可愛い、と自然に思った。健次郎さんの子供だから愛する、というのではなくて」。
それを聞いて、晴子先生は安心するのだった。そして東條先生のプロポーズを承諾。
町子先生&カモカのおっちゃんは、みんなの理想の夫婦像です(入籍してない「事実婚」ですけど)。
・急展開?
次週。その「理想の夫婦」に、危機が訪れる・・・。
健次郎先生、病に倒れる!医者なのに病気したらアカンでしょ!