夫婦の愛よ永遠なれ

NHK連続テレビ小説芋たこなんきん」。今週は大きなターニングポイントです。
・長年連れ添って
健次郎先生(國村隼)のご両親である喜八郎爺ちゃん(小島慶四郎)とイシさん(岩村多代)が
めでたく金婚式(結婚50年)を迎えた。
が!孫の亜紀ちゃん(畑未夢)がケガをしたのをきっかけに夫婦喧嘩が勃発し、お祝いは延期されてしまう。
夫妻は40年前、生後間もない娘(健次郎先生の妹、晴子先生=田畑智子=の姉にあたる。道理で兄妹の歳が
離れているわけだ)を亡くしていたのだ。
・僕がドクターになった理由
その時のことを思い出し、イシさんは喜八郎爺ちゃんを「大事なことを忘れている」と責める。
しかし健次郎先生も「お袋も大事な事忘れとる」と言う・・・実は爺ちゃんが健次郎先生に
「医者になって欲しい」と願ったのは、娘を助けられなかった悔しさからだった
(長男の昭一兄さん=火野正平=を医者にしたかったが、勉強ができなかったので断念)。
決して亡くなった娘のことを忘れているわけではなかったのである。
・意味ありげな一言
夫妻は仲直りし、仕切り直しで金婚式の祝宴が行われた。
喜八郎爺ちゃんがふと、町子さん(藤山直美)に言う−「健次郎を頼むわ」。
その翌日。爺ちゃんはお風呂場で脳溢血を起こして倒れ、そのまま帰らぬ人となった。
・祝宴の直後がお葬式
爺ちゃんの死を知って、ある弔問客の集団がやって来た。そうです、生前爺ちゃんが世話していた
ホームレスのオッサンたち!
たくさんの人が、喜八郎爺ちゃんの死を悼みました。・゜・(ノД`)・゜・
そしてイシさんは故郷・奄美大島に帰り、爺ちゃんのお墓を立ててそちらで暮らすことを決意。
先立たれてもなお、夫婦の絆は続くのでした。ええ夫婦やー。
・昭和の光と影
来週は昭和45年(1970年)、大阪万博ベトナム戦争反戦運動の時代のお話。
子役の皆さんも成長によりメンバーチェンジ。そして懐かしい“あの人”と町子さん、奇跡の再会!?