大ネタも小ネタ扱い?

探偵!ナイトスクープ」(ABC朝日放送)。メ〜テレでは10月改変期から、
放送時間が25分早まって23時22分からになった(大阪より一週間遅れ、というのは変わらず)。
ただし。「ナイトスクープ」に続いて「タモリ倶楽部」を放送していた枠に、来週から
これまで土曜夜にやっていた「金曜ナイトドラマ」(10月からは「アンナさんのおまめ」)が入るらしい。
タモリ倶楽部」は、いつやるんですか?もしかしてもう見られない?

舌の力を抜くのがコツです

さて。今日の依頼内容・・・
一発目は「巻き舌で啖呵(たんか)を切れるようになりたい」。
依頼者は沖縄出身の19歳の青年。大阪の学校に進学して大阪弁の世界に触れ、
「ゴルァ!(発音的にはゴルルラァ!)」「ワレェ!(発音的にはワルルレェ!)」といった
「巻き舌」の発音に憧れ、自分もそれを習得したいという。
依頼者「最近、彼女にふられたんで『自信』をつけたいんです」
石田靖探偵「じゃ、巻き舌をマスターして、その彼女に啖呵を切れ!」
依頼者「・・・(携帯電話やメールを)着信拒否されてるんです(泣)」
(このあと、依頼者と靖探偵の“失恋談義”が続いたらしい・・・)
吉本新喜劇のスター・未知やすえ姐さんに弟子入りしたり、お医者さんの指導を受けた結果
見事「巻き舌発音」を習得することに成功!
巻き舌ですか・・・ワテは3〜4歳ぐらいには出来てたような気がします。それも関西在住の頃。
もっとも「ゴルァ!」「ワレェ!」なんて啖呵は切りませんでしたが(笑)。

辛酸と苦汁の小ネタ集

・なめると苦いよ
二発目は「桂小枝の爆笑小ネタ集」。
小学生の女の子からの投稿「ジェニー人形の靴をなめたら、エラいことになりました」。
(ちなみにこの女の子、実は「ナイトスクープ」の構成作家百田尚樹さんの娘さん。
「わからないことがあったらナイトスクープに聞け!」と、お父さんに言われたらしい)
ジェニー人形といえば。タカラ(現タカラトミー)から発売されている、おしゃれ着せ替え人形。
小枝探偵が、その靴をしゃぶってみる・・・(画が変態プレイっぽくて、いやらしい)。
「おええええええ!」猛烈に苦い!しかもその苦味、
飲み物を飲んでもなかなかとれない。
メーカーに問い合わせてみたところ・・・「子供が誤って飲み込まないよう、幼児向けの玩具には
苦い味がつけてある」とのこと。苦味は強烈だが、人体には無害なんだそうで。
小さい子供向けの玩具の箱に「なめるとにがいよ」マークがついているのがそれ。
良い子はマネしないでね!
・恐怖の唐辛子
もうひとつの小ネタは「唐辛子の馬鹿力」。滋賀県の青年は「唐辛子を食べると怪力を発揮する」という。
しかもそれは「弥平トウガラシ」という品種に限る−この弥平トウガラシ、依頼者の近所だけで栽培されていて
市販に流通していない唐辛子。
依頼者は「コレを食べながら腕相撲をすると、辛さのせい(?)で力が出て無敵になります」。
ある種、ドーピングやんか(笑)。
食べてみた小枝探偵曰く「ハバネロを超える辛さ」だそうで・・・(怖)。
先程のジェニー人形の苦味成分の次に唐辛子を食べさせられ、ボロボロの小枝探偵でありました。

卵の中の卵?

そして最後の依頼。「ウチで買った卵(鶏卵)が大変なことになっています。すぐ来てください」
とだけ書かれた、切羽詰った依頼文である。
何なんだ・・・?長原成樹探偵の前に出されたのは、ごく普通の生卵の白身と黄身と・・・
黄身より少し小さめの、白い球。触ってみると、スーパーボールのような弾力のある質感。
・深まる謎
卵のスペシャリストである、養鶏場の人に聞いてみるも・・・「長年やってるが、こんなのは見たことない」。
さらに辻調理師専門学校の先生に聞いてみると「卵の中に、何らかの理由で『卵になり損なった卵』が入った」
ということが考えられるらしい。
・食べてみる?
じゃ、この小さな卵は食べられるのか・・・?ポーチドエッグ(落とし卵)に調理して
食べてみよう、ということになった
(依頼者宅に集まってきた近所のおばちゃんたちが固辞したので、ジャンケンで誰が食べるか決めることに。
結局成樹探偵が負け、“毒見”をすることに。「ジャンケン弱いねん・・・」)
・白いのに黄身とは
茹で上がった「小さい卵」を切ってみると・・・中は真っ白。ただし、ゆで卵のように
白身の部分と黄身の部分があるようだ。
そして味は「普通の卵」。「卵になり損なった」とは言え、卵は卵だったようだ。
ちなみに今回のようなケース、何が原因で起きるのかははっきりわかっていないらしい・・・。