地味だが笑える「芋たこなんきん」

今日からNHK連続テレビ小説の新作「芋たこなんきん」が始まった。
田辺聖子さんのエッセイを原案に、大阪の町で小説家を目指す女性の生活を描く。
戦前〜昭和後半の大阪、しかも賑やかな家族・・・ということで「てるてる家族」(2003年)のような
ホームコメディー路線でしょうか。制作発表の段階から、期待していた作品です。
ヒロインは若い女の子じゃないけど(じゃないからこそ?)、朝から楽しませてくれそうだ。
・豪華キャスト
藤山直美さん扮するヒロイン・花岡町子の周囲には、個性的で面白い人がいっぱい。
大阪制作らしく、今回もお笑い芸人の皆さんが多数キャスティングに並ぶ
(町子さんの友人役の友近ねえさんが、結構ハマり役かと)。
特撮系イケメンとして「爆竜戦隊アバレンジャー」(2003年、テレビ朝日系)の
アバレッド伯亜凌駕役だった西興一朗くんが、町子の弟・信夫役で登場。
・こんな人も
かつて朝ドラ「私の青空」(2000年)でヒロイン役だった田畑智子さんも登場するらしい。
また、前作「純情きらり」のヒロイン役だった宮崎あおいちゃんの実兄・宮崎将さんも
幼少期の町子の従兄弟役で出演。“兄妹リレーで朝ドラ出演”という快挙!?を成し遂げる。
・要らんもんは出て来るな!
で。物語は始まったわけですが。
小説教室の卒業制作がなかなか書けず、気分転換に真夜中の道を散歩する町子さん。
イデアは出て来ないのですが、そのくせ
(ナレーション)「こんなとき大抵、出て来なくてよいものが出て来るものです」。そんなもんです。
町子さんの眼前、橋の上で乱闘騒ぎが!!止めに入る町子さん。
しかしこれが、彼女にとって運命の出会いになろうとは・・・!?明日以降にも期待。