ちょっと待って!?神様

今週のNHK連続テレビ小説純情きらり」。
・今週(火曜日)から「松井桜子」です
昭和21年(1946年)4月。桜子さん(宮崎あおい)と達彦さん(福士誠治)の結婚式が挙行された。
そこへキヨシ(井坂俊哉)が、映画「卒業」のように乱入!「桜ちゃん!俺と結婚してくれ!」
ぶわははは!コイツ絶対やると思った(笑)。期待を裏切らんなー。
そのときの達彦さんの「うぜえ止めてくれ・・・」といった感じの表情が笑えました。
・さわやかな生霊
桜子さんは前年、女将さん(戸田恵子)が亡くなる前日に「達彦さんの幻が見えた」ことを話した。
その頃達彦さんはと言えば・・・敵の猛攻に遭い、塹壕の中で死にかけていたという。
が!その時「ピアノの音が聞こえてきた」。婚約式の日に、桜子さんと弾いたリストの「愛の夢」が。
桜子さんのおかげで(音楽のおかげで)達彦さんは戦地で「石にかじりついてでも生きて還ろう」という
思いを保つことができたのですな。
・爺ちゃんまでが
その夜。徳次郎爺ちゃん(八名信夫)が有森家に戻ると・・・亡き娘(桜子にとっては母の)
マサさん(竹下景子)の霊が、ピアノを弾いていた。
「マサ・・・よう帰ってきてくれた・・・」ピアノに触る爺ちゃん。「みんな幸せになった・・・」
そして安心したように、息を引き取った。爺ちゃーん!・゜・(ノД`)・゜・敬老の日(放送日)に死ぬなよ。
・お久しぶりです
時は一気に過ぎて、昭和22年(1947年)7月。
「山長」の女将として毎日精力的に働く桜子さんのために、達彦さんが“プレゼント”を計画していた。
恩師・西園寺先生(長谷川初範)の協力で、桜子さんがいままで書きためた曲を発表できるよう
演奏会をさせてやろうというのだ。
困惑しながらも、それを承諾する桜子さん。そして仕事の傍ら、ピアノの練習を再開した。
・絵と音楽を捧げる
一方。冬吾さん(西島秀俊)と「新美術協会」の仲間たちが、久しぶりに展覧会を開こうとしていた。
失明寸前の息子・亨ちゃん(澁谷武尊)の目が見えるうちに、絵を見せたい・・・という願いからだった。
亨ちゃんは叔母・桜子さんのピアノが大好き。桜子さんも亨ちゃんのために「亨のテーマ」という曲を
作曲し、ピアノで弾いて聞かせていた。まさに「Tに捧ぐ」だな(笑)。
その亨ちゃんが、ピアノやハーモニカで音楽の才能を発揮。
いいぞ!目は見えなくても、音楽家にはなれる!
・「つわり=吐き気」とは限らない
8月。演奏会の日が迫る中、桜子さんが立ちくらみを起こして倒れた!
担ぎ込まれた病院での診断結果は・・・「妊娠3ヶ月」。
清純派女優によく使われる「吐き気を催さない妊娠フラグ」ですな。
・視聴者も待ってた、あの人が
桜子さんの妊娠が分かったことで、達彦さんは体を気遣い「演奏会を延期しよう」と言い出す。
そんなある日。「山長」に、懐かしい人がやって来た−斉藤先生(劇団ひとり)である。
かつて桜子さんとの別れ際に「夢を諦めないで下さい」と言ったのを、忘れずにいてくれたことを
喜ぶ斎藤先生。
その場面見逃した(放送がゴールデンウィークだったもんで)_| ̄|○
今となっては激しく後悔。
達彦さんは、桜子さんが「いろんな人の思いを背負って」音楽をやっていることに気付き、
演奏会を予定通りやれという(いや、やめろと言われても・・・彼女の性格なら強行するでしょうけど)。
・やっぱり昼メロテイストだ
しかし演奏会当日、桜子さんは再び倒れた。告げられた病名は「結核」。
やっぱりあの「お母さんが出てくる夢」は死亡フラグだったんだーーー!せっかく幸せになったのに。
(注:原案の小説「火の山−山猿記」の中では、桜子さんは出産後間もなく死ぬそうで)
−「愛する人と結ばれたと思ったら、不治の病に冒されていた・・・それ何て『真珠夫人』?」
それだ!
・最後まで見ろ、と
次週、いよいよ最終回です。
桜子さん、出産は無事にするようですが・・・病状の悪化は止められない。
そして。冬吾さんがどっかから転落!?
最後まで視聴者の目をひきつけるために、引っ張る引っ張る。それが昭和の朝ドラと違うところ。
・今頃気付いた
ところで。月曜日放送の結婚式の場面を見て気付いたことが。
かつて「山長」を手伝っていた(そして乗っ取ろうとしていた)松浦夫妻の夫役を演じていた
六角精児さん。どこかで見たことがあるな・・・と思ったら。
ドラマ「電車男」(フジテレビ系)の“阪神男”役だった人じゃないですか!!
雰囲気が全然違うんで、わかりませんでした。