チーフ、運気最悪の日

「轟轟戦隊ボウケンジャー」（テレビ朝日系）。
今回のプレシャスは「風水羅板・竜眼」−ジャリュウ一族が「風水」のパワーを悪用して、
伝説の地龍を蘇らせようとしている！
ところでイエロー菜月ちゃん（中村知世）。記憶喪失で生年月日がわからないのに、占いできるんですか？
・・・という突っ込みは置いといて。「30戦隊大全集」レビューです。

「救急戦隊ゴーゴーファイブ」（1999年）

「ファイブマン」「マジレンジャー」と同じく、戦隊メンバー全員が血の繋がった兄妹（４男１女）。
いずれもレスキュー隊・消防士・ヘリコプター操縦士・警察官・救急救命士といった「災害救助のプロ」。
消防車、救急車など“働く車”をモチーフにした巨大ロボも、子供たちの人気を呼んだ。
「ボウケンジャー」に出てくるゴーゴービークル11号〜13号（ファイヤー、エイダー、ポリス）の先輩格であります。
・敵も家族経営
天変地異を起こして地球滅亡を狙う敵組織「災魔一族」から人々を守るために、彼らは戦った。
時はまさに世紀末。「1999年、世界が滅亡する」という「ノストラダムスの大予言」が話題となった時代。
ちなみに。その災魔一族も、幹部は４人兄妹（後にVシネマで「長男」が登場、５人兄妹だったことが判明する）。
・ゴーゴー555（ファイズ）？
巽家の三男・ゴーグリーン巽鐘（たつみ・しょう）役の原田篤さんは、その後「仮面ライダー555」（2003年）で
仮面ライダーデルタ三原修二役で登場。「戦隊とライダーを両方経験した俳優」の仲間入り。
戦隊司令官である父・巽世界（たつみ・もんど）役のマイク真木（マイク眞木）さんは、実際に
４男１女の父親だったりします（そのうち一人が、タレントの真木蔵人さん）。
・ちなみに
火消しの家系だった巽家のライバルの名前が「乾」（いぬい）さんですか。
乾（北西）だから、巽（東南）の方角の対極ってわけですな（笑）。

「未来戦隊タイムレンジャー」（2000年）

20世紀最後のスーパー戦隊。それまでに無かった「タイムトリップ」がテーマ。
脚本担当は後に「仮面ライダー龍騎」などを手がける、小林靖子さん。物語が進むにつれ、
戦隊メンバーをとりまく複雑な人間関係や恋愛模様に重点がおかれるようになった・・・そうで。
・Beyond the time！
西暦3000年の未来から、マフィア集団「ロンダースファミリー」が逃亡。それを逮捕するため、
時間保護局のパトロール隊が西暦2000年の日本にやって来た。
パトロール隊は20世紀に着いたとき、自分たちのリーダー・リュウヤにそっくり瓜二つの青年・
浅見竜也（たつや）に出会い、彼をチームに引き入れる。こうして戦隊は結成された。
未来の上司とそっくりな、20世紀の青年−それもその筈。彼らは（以下強制削除）。
・時は流れて
タイムレッド浅見竜也役だった永井マサル（現・永井大）さんは、その後もいろんな所でご活躍。
戦隊の過去を隠したら許さんぞ（笑）。
タイムピンク・ユウリ役の勝村美香さんは今年、「仮面ライダーアギト」のギルス葦原涼役だった俳優・
友井雄亮さんとご結婚。そろそろ第１子をご出産の予定。
後年「デカレンジャー」のアリエナイザー（宇宙人犯罪者）として「ズンダーズファミリー」なんていう
マフィア集団が出てきましたが・・・「ロンダースファミリー」とは明らかに別物（笑）。
・日曜早朝は習い事してました
この次の作品ぐらいから、駄メイド自身「戦隊を毎週見る生活」に復帰。
従来より詳しい（＝身勝手な思い入れたっぷりの）レビューが書けると思います。