希望を捨てぬ人々

今週のNHK連続テレビ小説純情きらり」。
桜子さん(宮崎あおい)から配給の米を盗んだ泥棒の正体は・・・かつて彼女が通ったダンスホール
ジャズサックス奏者・秋山さん(半海一晃)だった!
・奇跡の再会
戦争でジャズが禁止されて演奏の仕事もなく、音楽への情熱を失いかけていた秋山さん。
桜子さんや西園寺先生(長谷川初範)に励まされ復活!(そう簡単に復活するか、という突っ込みは無しで)
絵を描くことも音楽を演奏することも、人類の生きる証。希望を捨てるな!戦争終結まで、あと2年耐えろ。
そして西園寺先生は、音楽を続けるため満州へ。泣くなバイト君、もとい松尾さん(村杉蝉之介)。
・夫婦の思い
目に病気があると診断された息子・亨ちゃんの検査代を稼ぐため、お互いに内緒で働き始めた
笛姉ちゃん(寺島しのぶ)・冬吾さん(西島秀俊)夫妻。
絵に集中してもらいたいという笛姉ちゃんの願いと、夫として父として家族に苦労をかけられない
冬吾さんの願いはすれ違う。
・芸術家のオーラ
「絵を描いている冬吾の後ろには、光がさしている」と笛姉ちゃん。
苦労しようとも、添い遂げたいと願う−太宰治の奥さん(=笛姉ちゃんのモデルといわれている)も、
きっとそんな感じだったんだろうな。
でもアトリエにこもっているより、外で働いたほうが良い絵のインスピレーションが浮かんだりする。
芸術には刺激が必要なんですかね。
・お前に言われんでも
最近ヤスジさん(相島一之)と仲がいい(というか一方的に好かれてる?)杏姉ちゃん(井川遥)。
今後の展開が気になりますが・・・笛姉ちゃんは苦言を呈した。
「最初の(結婚相手の)河原さんといい、ヤスジさんといい、杏子は男を見る目がなさすぎる」
あんたが言うなよ(笑)。画家の妻なんだし。
・ピアノ線は金属です
マロニエ荘の住人たちに生きる勇気を与えてきた、食堂のピアノ。だがしかし次週、そのピアノが
供出されてしまう!
そして「あの人」の妊娠発覚は、新たなる死亡フラグへの序章か・・・?