料理は愛情

NHK連続テレビ小説純情きらり」。今週からエンディングの「わが町の音楽家」が
蒲郡編に変わりました。
・邪魔するな!
そんなことより。本題に入りましょう。
味噌屋「山長」の若女将として修行を始めた桜子(宮崎あおい)は、何をやっても失敗続き。
このあたり“ドジっ娘メイド”っぽくて萌えます(こら!)。
結果、山長で働く人々を敵に回してしまい・・・どうなっちゃうの?続きが気になる!と思ったところに
朝鮮半島から邪魔が入ったのが、水曜日のこと。
・ブック(台本)に忠実です
八丁味噌の統制価格(政府が八丁味噌を「ぜいたく品」と見なし、政府によって価格が決められる)決定を
阻止するため、山長で地元の議員を「味噌料理で接待」することに。
料理名人の賄い婦・タミさん(阿知波悟美)はギックリ腰の体をおして、料理を作る桜子をサポート。
接待は成功し、またもピンチを乗り越えた桜子ちゃん。女将さん(戸田恵子)にも手柄を認められました
(そこ!「ご都合主義だ」とか言わない!それが朝ドラなんですから)。
・愛情を持って、料理してますか?
そして桜子ちゃんが唯一上手に作れた料理が、達彦ぼっちゃん(福士誠治)が小さい頃の好物だったという
「鹿の子(かのこ)寄せ」。それを上手に作れたのは、ぼっちゃんを思う愛情があってこそ。
NHKで放送中の韓国アニメ「少女チャングムの夢」でも、チャングム(声:伊藤美紀)が兵士の食事作りを
任せられたときに「料理には(食べる人を思いやる)愛情が必要」ということを力説していたのを思い出した。
・女将さんの本心

「母は意地っ張りの寂しがり屋で、見かけの半分も性格は悪くありません。
面倒なことを言って人を困らせるのは、寂しいからなのです」。

ぼっちゃんは桜子ちゃん宛の手紙にそう書いておられましたが・・・そんな感じですな。
確かに女将さんは、桜子ちゃんに対して何かと意地の悪いことも言う。だがしかし。本当に意地の悪い人というのは
杏子姉ちゃん(井川遥)の元嫁ぎ先・河原家の「人間不信の」姑さん(山田昌)みたいな人のことをいう。
「意地の悪さの種類」が基本から違う(笑)。女将さんの言動は、厳しくもどこか温かいのだ。
・今週の「気になる役者さん」
ところで。「山長」の大勢の味噌職人の中に「こたえてちょーだい?!」(フジテレビ系)でよく見かけた
品川庄司の品川似の役者さん”が居た。
あの“品川くんに似た人”の名前は、佐藤祐一さんとおっしゃるそうで。最近いろんなテレビドラマや
ワイドショーの再現フィルムで、脇役としての存在感を放っています。
・久々に東京の人が
そして来週また、波乱の展開が。
桜子ちゃんには西園寺先生(長谷川初範)から、冬吾さん(西島秀俊)には八重さん(原千晶)から、
「東京に戻らないか」という話が。芸術家としての、それぞれの心は揺れ動く!
そして。ついに達彦ぼっちゃんが外地へ出征!無事に帰ってくるのだぞ・・・。