ハードのエースはネタ切れか?

フジテレビ721ゲームセンターCX」。今週水曜の放送がスカパーの受信中断により、まともに見られず。
改めて録画し直し。
「有野の挑戦」今回は番組史上初めて、SEGAの往年の名機・メガドライブのソフトに挑む。
「ハードのエースが出てこない」が、「有野の挑戦」に流れてきたか。任天堂SCEI陣営はネタ切れ?
・正義のギャング
今回渡されたソフトは「ボナンザブラザーズ」(1990年、セガ)。
プレステ2の「SEGA AGES 2500 vol.6 イチニのタントアールボナンザブラザーズ」でも遊べます。
黒いサングラスにハゲ頭の二人組・ロボ&モボ。彼らこそ、泣く子も笑う黙るギャング「ボナンザブラザーズ」!
そんな彼らに、仕事の依頼が来た−悪徳商社、偽札造幣所などなど“悪党の巣窟”から、お宝を盗み出せ!
迷路のような建物の中で財物を探したり、ドアで敵を潰すアクションは「マッピー」(ナムコ)に似てなくも無いが。
・倒すというより逃げる
てなわけでゲームスタート。迫り来る警備員を麻酔銃で眠らせ、そのすきに財物をいただいていく。
制限時間は3分。指定された全てのターゲットを時間内に盗み出し、屋上から飛行船で脱出だ!
「敵を倒す」のではなく「すきをついて逃げる」のがポイント。「『メタルギア』みたい」と有野課長
最初のうちはコツがつかめず、あっさりゲームオーバー。しかしコンティニューできるので、すぐさま復活。
・命を軽く見ていると
何度かゲームオーバーを繰り返し、さあコンティニューを・・・と思ったら。「あれ?」何故か最初からやり直し。
そうです!このゲーム(も)、コンティニューの回数に制限があるのです!
手持ち3機×5クレジット=合計15機で、10のステージをクリアしなければならないのだ
(前回の「魂斗羅」と同じ、アーケード移植作によくあるシステムです)。きびしいー。
・恐怖!ドアを開ける番犬
こそこそ動くアクションが性に合っているのか、ギャング有野課長は徐々に腕を上げていく。
しかしステージが進むごとに、警備も厳しくなってくる。大男、拳銃を持った警備員、番犬・・・
動物系の敵は苦手か(「忍者龍剣伝」の、犬やら鳥やらしかり)。番犬が開けたドアに潰される、かわいそうな課長。
・条件反射です
ステージ4・偽札造幣所で、謎の赤いレバースイッチを発見する有野。
「スイッチちゃうの?」下げてみると「ドスン!」そばに居た警備員の頭上にデカい重りが落下!
警備員は見事、ぺしゃんこに潰された。
「これ面白いなー」プレスの快楽にハマる有野。何度もやっているうちに時間切れ。てゆーか自業自得?
ロケ部屋の壁を見て「これ(レバースイッチ)欲しいなー」・・・何に使うの。
・今週もお役に立てず
苦戦する有野課長のもとに「イノコMAX」ことAD井上がやって来た。
「1機やらしてもらってよかですか」。
そして2人協力プレイをすることになった。ここに「有野・井上ブラザーズ」結成!
が・・・前回の「魂斗羅」の時と同様、イノコMAX有野課長の足を引っ張るばかり。
結局また、「1人プレイのほうがサクサク進む」という結果になった。
・前科を告白
そんなこんなで。ついにたどり着いた最終ステージは「ピラミッド」。マップの中は広く、お宝ノルマも10個と厳しい。
後の無い覚悟で挑む有野課長だったが・・・あえなくゲームオーバー。最初からやり直し。
どうも波に乗れないのは「心にひっかかることがあるため」だった−
「トイレを詰まらしたこと、ものすごい心にひっかかってるなー」何と有野課長、ロケ地のトイレを使った際
便器を詰まらせてしまったのだそうで。「あん時ぐらい『魔法が使えたら・・・』
って思ったことなかったな」。
・壮絶なリアクション
罪状を告白した後はすっきりしたのか、ステージ1からやり直しも快調に進める。
一進一退の攻防の末、お宝を9個ゲット!最後の一つを発見、ダッシュしたその時!衝撃の事態が!
(スポッ。)
何と!最後のお宝の目の前に、四角い落とし穴が仕掛けられていた!
「わー!びっくりした!」口をあんぐりと開け、呆然とする有野課長。「無かったですやん、落とし穴いままで!」
・人をよけたら穴二つ
ゲームオーバーで一旦ステージ1に戻され、残り4機でステージ10へ。
そして残り1機で、先程の落とし穴の前へ・・・と、ここで有野課長は重大な発見をする!
「色が違う!」そう、落とし穴のところだけ、微妙に色味が違うのだ。しかもさっき落ちた穴の先、
10個目の宝のそばにも、もう一つ穴がある!
・間一髪!
落とし穴を飛び越え、大男の追撃をかわし、最後のお宝をゲット!階段を上り、見事に逃げ切った!
挑戦開始から7時間「ボナンザブラザーズ」完全攻略。課長グッジョブです。