鳥にもなれる、雲にもなれる

轟轟戦隊ボウケンジャー」(テレビ朝日系)。次回いよいよ、新戦士変身か?
・間延びしそうなんで
この日記では2週に1回紹介してきた「30戦隊大全集」ですが、次回1週間あいてしまうので今日やります。
今週のスーパー戦隊鳥人戦隊ジェットマン(1991年)。
あろうことか「戦隊メンバー間でドロドロ恋愛劇を展開する」などの新機軸を取り入れたことで、
戦隊シリーズのマンネリを脱し、低迷していた視聴率の挽回に成功しました。
そうです。駄メイド個人的にはあまり好きでない「ラブストーリー路線の作品」です。
・お子ちゃま?お断り
往年の「マスクマン」(1987年)と同じく「戦隊メンバーの彼女が敵組織の幹部になる」という悲劇から、物語が始まる。
レッド以外のメンバーは全て、偶然居合わせた民間人。それだけに、初期の頃はチームワークバラバラ。
そしてついにはメンバー同士(と、敵組織内)の恋愛模様が複雑化、当時で言うところの「トレンディドラマ」の様相だった。
子供の見る作品じゃねえな・・・と。
当時、文庫本でノベライズ版も出ていたのですが。冒頭からいきなりエロ(以下強制削除)。
・ヲタクの遠吠え
もうひとつの新機軸が「巨大ロボが登場しない回がある」「メンバー全員が変身しない回がある」という点。
スーパー戦隊シリーズ最高傑作」の呼び声は高いですが、正統派路線(=偉大なるマンネリ)からは
あまりにもかけ離れすぎ。
・そうだったのか
wikipediaの「ジェットマン」の項に、衝撃の事実が書かれていた−
ジェットマンのモチーフになる鳥の種類は、アニメ『科学忍者隊ガッチャマン』シリーズ
(1972年〜1974年・1978年〜1979年、フジテレビ系)のモチーフと同じである」。
鷲・コンドル・白鳥・みみずく・ツバメ・・・あ、本当だ!
また、当時無名だった俳優・垂木勉さんがナレーターとして登場していた。垂木さんは後に「ブラックワイドショー
ブラックバラエティ」(日本テレビ系)などのDHK(第三惑星放送協會)シリーズで活躍することになるのです。