世にしたがへば、身くるし

今週のNHK連続テレビ小説純情きらり」。
・逮捕の理由
モモ姉ちゃん(井川遥)が無実の罪でタイーホされた!
(先週、有森家でDV被害に悩む人妻を保護したのだが、その旦那に逆恨みされ「反政府的な集会を開いた」
という通報をされた。実際は老人の愚痴を聞いていただけなのだが)。
昭和14年(1939年)。時代の圧力は、既に国民を押さえつけていた。
特高vsザンキを思い出す
そして特高警察の厳しい取調べを受けたわけだが・・・そうなるとやはり思いだすのは、昼メロドラマ
「偽りの花園」(東海テレビ/フジテレビ系)の、特高警察の取調べのシーンである。
モモ姉ちゃんは顔に擦り傷を負っていただけのように見えたが、外から見えない所に青痣(あおあざ)が
山盛りできていそうだ。
ひどい目にあったモモ姉ちゃんだが、東京で代議士をしている冬吾さん(西島秀俊)の兄の「鶴の一声」で、めでたく釈放。
すぐには兄に頭を下げられなかったことを詫びる冬吾さん。「オレみたいな男にも、ちょこっとはプライドがあるんだな」。
・大切な人のために
そして笛姉ちゃん(寺島しのぶ)と冬吾さんは、ついに結婚。
いままで家族のために自分を犠牲にしてきた彼女が、ついに自分の幸せを選択しました。
その一方で。笛姉ちゃんが教職を辞め、モモ姉ちゃんも商売あがったり・・・で、有森家の収入は危機に陥る。
桜子ちゃん(宮崎あおい)は家族のため、音楽学校進学の夢を断念。父の形見のピアノも、売却してしまった。
そして。そんな彼女に寄り添ったのは、同じく「家族のために夢を諦めた」達彦ぼっちゃん(福士誠治)だった・・・。
失ったものは大きいけれど、桜子ちゃんは大きく成長するのでしょう。ぼっちゃんがそうだったように。
・ミニ情報その1
そういえば今週のNHK土曜スタジオパーク」に、杏子役の井川遥さんとキヨシ役の井坂俊哉くんが生出演。
井川さんは先月(5月11日)放送の「きよしとこの夜」(同局)でも、「純情きらり」の話をされてましたな。
井坂くんはかつてJリーグジュビロ磐田ジュニアユースに所属したサッカー少年だとか。意外な過去だ。
・ミニ情報その2
今日の「純情きらり」で、有森4姉弟の幼少時の回想シーンがありましたが・・・
少女時代の笛子の役を演じていたのが、元ミスマガジングランプリの北乃きいちゃんという15歳の女の子。
きいちゃんは、この夏「ウナコーワクール」(興和)のCMに出演中。「もろこし体操ー♪」を
踊っている姿が可愛いです。
・人生のレッドカード
そして来週。早くも達彦ぼっちゃんに赤紙召集令状が!豊橋の連隊へ入営だそうです
(5月13日「土曜スタジオパーク」にて、福士誠治くんがご出演。坊主頭だったので、出征する旨の
ネタバレは既にありました。しかし坊主頭もカッチョいいですね)。
・前半戦最後の見せ場
そしてぼっちゃんは、いよいよ「有森(=桜子ちゃん)を嫁にもらう」決心を固めるわけで。
彼の母・マチルダアンパンマンかね(戸田恵子)と桜子ちゃん、正面から対決か!?
そして次回予告では、結婚式(?)のシーンがありました。束の間ではありますが、幸せそうな表情の二人。
コレがもし東海テレビの昼ドラだったら、この後あんな場面やこんな場面が・・・うわなにをするやめry(強制削除)。
・残酷な○○のテーゼ
−「駄メイドさん、ラブストーリーはお嫌いじゃなかったんですか?」
夜のゴールデンタイムにやってるような、生ぬるいラブストーリーなら嫌いです。確かに。
この「純情きらり」の場合は、昼ドラ的な残酷さがあります。桜子&達彦も、この先(以下強制削除)。