愛するＦに捧ぐ

今週のNHK連続テレビ小説「純情きらり」。
ついに笛姉ちゃん（寺島しのぶ）と冬吾さん（西島秀俊）が、一緒になる決心を固めました。
ツンデレ好きの皆さんには、たまらん展開だったことと思います（笑）。
そして岡崎の実家では、モモ姉ちゃん（井川遥）の産婆独立開業をめぐってひと騒動。
有森家の親代わりは「父性」の笛姉ちゃん、「母性」のモモ姉ちゃんといった感じですな。
・「冬香」も「笛子」もイニシャル「Ｆ」
寺島しのぶさんといえば。日本経済新聞朝刊に連載されたエロ小説「愛の流刑地」（渡辺淳一・作）の映画版で
DV夫から逃れて不倫の恋に溺れる人妻・入江冬香役を演じることが決定したそうで。
“ダメ夫”やら“ダメ男”やらに振り回される役がハマっている！？
・太宰治にはなれなかった
今週前半に登場した冬吾さんの許婚（いいなずけ）・しま子さん（光浦靖子）、いいキャラでした。
冬吾さんと一緒になれないことを悟り「わ（私）はここで死ぬ」。その鬱陶しさ純粋な情熱が、胸を打ちます。
一歩間違えばコントになりそうなストーリーを、真剣な表情で演じきりました。光浦さんグッジョブ。
・それぞれの絆
そして来週・・・モモ姉ちゃん無実の罪でタイーホって！どういうことですか！？
産婆の仕事も軌道に乗り始めたというのに！
そして。冬吾さんも過去に逮捕歴があったことが判明、笛姉ちゃんは教職の地位を脅かされ・・・
有森四姉弟に、またも試練が降りかかる！がんばれ桜子（宮崎あおい）！
しかし。奇しくも「その試練に立ち向かう」ことで、桜子ちゃんと達彦ぼっちゃん（福士誠治）の絆が
強さを増すことになろうとは。それもまた、運命のいたずら。
・後に名古屋大学に併合されます
そういえば。桜子ちゃんは東京音楽学校に合格するようですけど「有森家の最優先事項」である
弟・勇太郎くん（松澤傑）の、第八高等学校の受験はどうなるんでしょうな。