5人の戦士に明日は要らない

轟轟戦隊ボウケンジャー」(テレビ朝日系)の「30戦隊大全」今週も2週間分ドバッと。
・強い印象を残す
電撃戦隊チェンジマン」(1985年)。
「メンバーの武器を組み合わせたバズーカ砲で、敵に止めを刺す」スタイルが、初めて出たのがこの作品。
影山ヒロノブさんが歌うエンディングテーマ「Never stop チェンジマン」は秀逸です
(時々しか見てなかった筈なのに、その歌は何故かはっきり覚えている)。
それと、この作品がきっかけで「グリフォン」という生き物の存在を知った。
・対照的だが仲はいい
この作品あたりから「女性戦士が二人の時=対照的な性格」という設定が明確にされるようになりました
(お嬢様タイプと男勝りタイプ、頭脳明晰型と猪突猛進型、お姉さん属性と妹属性、セクシー系とロリ系など)。
また、現在は韓国文化通として知られる女優・黒田福美さんが、敵組織・大星団ゴズマの女幹部役を
演じておられた過去が。
・引き裂かれた親と子
そして今週は「超新星フラッシュマン」(1986年)。
小野田英一さん(TOKYO FMJET STREAM」2代目パイロット)のナレーションで
「ある日、地球から5人の子供が宇宙の果てにさらわれた。そして20年後・・・」。
・地球人でも適応は難しい
中国残留孤児問題をモチーフに、舞台を宇宙に置き換えて描かれた作品。宇宙人に誘拐されるなんて、
某国による拉致事件ばりの恐ろしさです。
フラッシュ星系で育った(フラッシュマンの)体では、地球の環境で長年暮らすことはできない。
歴代スーパー戦隊の中にあって、屈指の「悲しい物語」といわれた。
・敵組織も豪華布陣で
同じスーパー戦隊シリーズの「科学戦隊ダイナマン」(1983年)で、ダイナピンク立花レイ役を演じた
萩原佐代子(萩原さよ子)さんが、敵組織・改造実験帝国メスの女幹部役に。スーパー戦隊
「戦士役と敵幹部役の両方を演じた」初の役者。
また、アニメ「ケロロ軍曹」(テレビ東京系)で、ケロン軍のギロロ伍長の声を演じている中田譲治さんが
メスの改造実験素材用に子供たちを誘拐したエイリアンハンター役で顔出し出演。