この人(たち)に会いたい

・襟川社長(元・社長)の野望
クリエイターインタビュー(その1)は「信長の野望を創った男〜シブサワ・コウ」。
コーエーの創業者にして現在は代表取締役、「シブサワ・コウ」名義で「信長の野望」シリーズなどの
プロデューサーとしても活躍する、襟川陽一さんにインタビュー。
元々染料を販売する会社を経営していたのだが、その傍らパソコンゲームのプログラミングを趣味でやっていた。
それが高じて、ついに本業になってしまったのである。
1981年「川中島の合戦」「投資ゲーム」を、通販ルートで発売。その他エロゲ(以下、黒歴史なので強制削除)。
その頃使っていたのが、奥様からプレゼントされたというシャープのパソコン「MZ-80」。カセットテープで
記録保存してた時代が懐かしいっすね。
インベーダーゲーム」のような「反射神経を使うゲーム」が苦手だったというシブサワさん。
あなたのおかげで我々(反射神経に自信の無い人)は救われた。
・いろんな分野の先駆者
クリエイターインタビュー(その2)は、「ドラゴンクエスト」「『サウンドノベル』シリーズ」などでお馴染み
チュンソフト中村光一社長がご登場(内容は2004年2月24日の日記参照)
ドアドア」の斬新なアイデア、「ドラクエ」でのウインドウ表示採用、プロの作家による本格的なシナリオで進む「サウンドノベル」・・・
と、常に新たなジャンルを切り開き、後続のファミコンスーファミソフトに大きな影響を与えた。
今現在のように、インターネット情報網も無い時代。攻略法や裏技の噂が、口コミで広がってましたっけ(笑)。
・後日談
また、このインタビューで「ファミコン最初のRPGは『ドラクエ』ではなく『頭脳戦艦ガル』(1985年、デービーソフト)だ」
という話が出た。
インタビューの翌年(その頃には課長代理になっていた)有野さんは、中古リサイクルショップ「千葉鑑定団」出張の折に
その「頭脳戦艦ガル」を発見、プレイしてみるのでありました。
「シューティングやん、これ!」そらそうよ。「一定の目的」をクリアする、という定義には合ってたんだから。
剣と魔法の出てくるものだけが、RPGじゃないんですよ。
・「ドアドア」に挑戦!
この日の放送では「有野の挑戦」で「ドアドア」の“神技”に挑む企画もあった。
その技とは「『ドアドア』の13面で、エイリアン6匹をまとめてドアに閉じ込める」そして
「その次の14面で出る10000点ボーナス(『中』のマージャン牌)を取る」。
・助っ人はADじゃなかった
なかなか13面までたどり着けない有野さんのために、チュンソフトの落合さんが助っ人参加!
・・・するも、うまく行かない。コントローラーが汗でびっしょり濡れている。
そこで第2の助っ人登場。「ドアドア」のデバッグ(バグやエラーがないかチェックする)作業に携わった
ドアドアを知り尽くした男」渡辺さんに交代。スムーズにエイリアンどもを誘導し、難なく6匹閉じ込めに成功。
・罠に注意
そして次の14面で「出たー!」10000点ボーナスアイテム「中」!
と、ここで有野が何かをひらめく。「取らせてください」。最後は「自力クリア」するため、半ば強引に交代。
「中」に向かって全力疾走する、有野チュンくん!あと一歩、というところで、謎の落下!その下にあった画鋲に刺され、ミス!
「そこは『滑り台』なんです」。トラップだー!(爆笑)
・何とかどうにか
2回目。「中」出現ポイントで待ち構えていると、両側からエイリアンに挟み撃ちされそうに。
ジャンプでよけたら、またさっきの滑り台にハマって落下!
3回目。今度は慎重に・・・滑り台とエイリアンをよけ、見事「中」ゲット!
「渡辺さんの手も、汗びっしょりですね」手に汗握るとは、まさにこの事!?
・今回の格言

天才とは1%の「ひらめき」と、99%の「汗」から成る
トーマス・エジソン)。

有野さんの「ひらめき」と、落合さん渡辺さんの「汗」。有野の「手柄横取り」ヒストリーの第一歩である(笑)。