ウゴルーの夏休み

1993年8月28日に放送された、「ウゴウゴルーガ」の生放送1時間スペシャ
ウゴウゴルーガ・なつデラックス」が、フジテレビ739chで再放送された。
スペシャルではお馴染み「生電話人生相談」や、動画イラストを紹介する「ウゴルーミュージアム」など
楽しいコーナーが山盛り。
「しかと IN LOVE」「まさおくん・ふこう50れんぱつ」「生あにき」など、CGアニメのスペシャルバージョンも。
乙女塾な人々
「はだかで生かがく」には、アイドル時代の高橋由美子さんと、現在は“個々”で活動中のアイドルグループ・
CoCo(三浦理恵子大野幹代宮前真樹羽田惠理香)の皆さん*1といった豪華な顔ぶれが登場した。
生電話で好きな人に愛を告白する「恋のラストアタック」では、ピーコさんが恋の辛口アドバイス
・豪華ゲスト目白押し
「クイズ!おとのはくぶつかん」には、元YMO細野晴臣さんが登場。特殊メイクの宇宙人みたいな耳を装備。
「おおわらいネットワーク」ウゴウゴくん(田島秀任)ルーガちゃん(小出由華)に「笑いの真髄」を教えるため、
なにわの殿様が特別講師として招いた「ビッグなゲスト」は・・・オール阪神巨人のご両人!
最初のうちは二人のことを知らなかったウゴウゴとルーガも「くるまにポピー♪」の人だ、と気付く(笑)。
・あの男も登場
「トントン♪」とドアをノックする音−どなたですか?
「プロレスラーの高田延彦です」若かりし頃の、高田総統!・・・の、ご友人!
「プロレスってわかる?お兄ちゃんはね、毎日、2ヶ月に1回の」(バタン!)
あれから12年半・・・。プロレス界は、とんでもないことになってしまいました。
・生放送の時間押し
日本だけでなく、海外とも衛星中継で結んだ。
(当時)FNNロシア特派員だった松浦さんが(旧ソ連分割の混乱真っ只中の)モスクワから生中継!
デザイナーのアニエスベーさんも、パリから生中継で登場。シュール君がフランス語でインタビュー。
姉妹漫才師「千日前ちなつ・ちあき」はニューヨークの街角で生漫才!
そしていずれもグダグダ(笑)。衛星中継のタイムラグが長すぎ。
また、各国とも後ろの群衆に混じって「ミカンせいじん」が歩いている・・・奴らは地球の至る所に居るのか(笑)。
・困ったモンダイ
放送日は夏休みも「残り3日」というギリギリのところ。
で、夏休みの宿題対策ということで、「おしえてえらいひと!夏休みの宿題やります」と題して
国語・算数・理科・英語・自由研究・言い訳の相談をFAXで受付。各教科のエキスパートが回答する。
英語担当のバイリンガル女優・喜多嶋舞さんは「スゴい長い文を訳してくれとか、
たまにドイツ語(の文章)とかが来るんですよ。私ドイツ語は喋れません」と困惑気味。
先生方の後ろには、人形劇「みずいろぞうさん」のキャラクター「ホウレン象」「キュウ竜」たちが居る。
みずいろぞうさん」の本編は、権利上の関係で再放送してくれないんだがな(笑)
・関東は殆ど「雨」か「曇り」
また、夏休みの絵日記に毎日のお天気を付け忘れた人のために、7月20日からの日本各地の天気を
駆け足でざーーーっと表示。
この年は「東京も7月20日〜31日まで、晴れた日はたったの4日間」だったほどの冷夏・日照不足。
・全国の不満分子諸君!
生電話コーナー「なつのじまん&ふまん」で「夏、寒かったから、お母さんが西瓜を買ってくれなかったのが不満です」
というコメントがあったことからも、その寒さが覗(うかが)い知れるというものだ。
「来年の夏こそ、お日様が主役の夏に戻って欲しいですね」とプラネット(声・荻野目洋子)ちゃん。
そうです。翌1994年は記録的な猛暑!思い出すぜ!
・「梅雨明け宣言」が無かった年
この番組が放送された当時・・・短大2年生だった駄メイドは、就職がなかなか決まらず苦悩していた。
夏だというのに気温が20度前後という寒さ。長袖のリクルートスーツを着ていても、汗一つかかない。
そして9月には就職活動をすっかり諦め、専攻科(短大卒業後1年間のエクストラステージ。
大学で言うところの大学院のようなもの)に進学するための勉強を始めていた。
・どれだけダメだったかというと
人生うまく行かなくても、いい事無くても、「ウゴルー」の「おきらくごくらく!」の一言に救われていた、
ダメダメな時代でございました(遠い目)。
−「相当ダメな女子大生ですね、それ」
左様。コレぞ“先天性(生まれつき)ダメ人間”だからできる、真のダメっぷりだ。
聞いてるか?どこぞの“後天性(大学に入ってからダメになった)ダメ人間”よ。

*1:瀬能あづささんは既に脱退。