トマトといえばカゴメでしょ!

朝。通常の日曜日より早く目を覚ますと、ちょうど「がっちりマンデー」(TBS系)の時間だった
テレビ朝日系「マジレンジャー」は録画)。
今日の特集は「カゴメ株式会社」(2811)。トマトジュースやケチャップなど、トマト製品のスペシャリストとして
あまりにも有名な企業。
ちなみに駄メイドのこだわりは「トマトジュースといえばカゴメ」「野菜ジュースといえばカゴメかヤクルト」。
−「いつからカゴメ回し者になったんですか」
回し者ではありません。一(いち)ファンです。株を買うならカゴメ株。
リコピンとデコピン、体にいいのはどっち?
1970年代、トマトジュースの売り上げを落とした時期もあったが・・・1980年代の“健康食品ブーム”で盛り返し。
さらにはトマトの中の抗酸化成分・リコピンが注目を集め、ブームが加速。
その後、飲みやすい野菜飲料・果実飲料を開発しては、続々と世に送り出している。
ちなみに。冷夏や台風など、気候不順で生野菜の値段が高騰しても、カゴメは原材料の野菜を
「値段を年の始めに決める年間契約」で確保しているので、ジュースの値段は変わらないのです。ありがたい。
・宿命のライバル
カゴメのライバルは?という質問に、出された答えは「伊藤園」。
茶飲料と野菜・果物飲料以外の分野ではゲテモ(以下強制削除)を競い合っている両社だが・・・
それぞれ野菜の配分や味を変えるなどの改良を繰り返し、ユーザーの人気を競い合っている
某巨大掲示板の「ソフトドリンク板」には「カゴメ野菜生活100vs伊藤園充実野菜」の対決スレもある)。
・野菜の野望
番組では、病原体や害虫を寄せ付けない(農薬を使わずに済む)ように徹底管理されている、カゴメの契約農場を紹介。
土を使わず(ロックウールという材質を土台にして)、トマトの木の高さを「従業員が取りやすい高さ」にしている。
また同社は、雪印乳業グループから旧・雪印ラビオ(「ローリーエース」でおなじみ)を買収。「カゴメ・ラビオ」として
乳酸菌と野菜の力を活用する研究にも乗り出した。農業ビジネスの根は、いろんな所に伸びる。
マネーゲームの虫には食わせない
カゴメといえば「株主優待で(年2回)もらえる同社製品」が充実していることでも知られる。
同社では「10万人株主計画」をブチ上げ、個人株主を増やす目論見なのだそうで。
いつぞや読んだ日経新聞のコラムで、関係者の方がおっしゃった事には
「個人株主が株を手放しにくくなるので、買収防衛策にもつながります。ポイズンピル(毒薬)
ならぬ『漢方薬』です」。買収を企てる側にとっては、苦そうなトマトだ(笑)。
・100株単位です
昼前。駄メイドの実両親から“援助物資”が届いた−今朝テレビで見たのと同じ、カゴメ株主優待商品である。
トマトジュースをはじめ「野菜生活」「大豆飲料『豆』」といった健康飲料、「チンする食事に幸せを♪」という
CMを流していたレンジ調理食品「カゴメデリ」など、主力商品の詰め合わせ。
・試食の感想は後日
その他。米や「自家製・手前味噌」、関西限定発売の「なるトモ!ラーメン」(日清食品)も入っていた。
信販売で「箱買い」する前に試食だ。