世界中で一番難しい物、それは・・・?

フジテレビ721ch「ゲームセンターCX」。
「有野の挑戦」今回のソフトは「高橋名人の冒険島」(1986年、ハドソン)。
SEGAアーケードゲームワンダーボーイ」の主人公の顔を、ファミコン少年の憧れ・高橋名人に変えて移植した作品だ。
・史上最高難度
課長昇進以来・・・第1回「ウルトラマン」第2回「ファイナルファイト」と、スーファミソフト2連続ギブアップ。
今回は「ファミコンソフトやから大丈夫やろ」。
ところが。そんな有野課長に東島APが釘を刺す。「実はコレ、初めて
『ADが事前にクリア出来なかった』ぐらいのゲームなんですよ」
ロケハン失敗かー!!
・ひたすらハードである
当時チビっ子たちに「このゲームをクリアするのはとても無理だ」と言わしめた高難度のゲーム。
最初から攻略本を渡され、首っ引きでゲームスタート!
難しいといわれる理由は、単に「敵キャラが強い」だけでなく・・・

  • ワープゾーンが無い
  • 一旦やられると、武器を失う(石斧を探さなければいけない)。マリオのように「踏む」こともできない
  • エリア1序盤に出てくる隠しアイテム「ハチスケ」を取らないと、コンティニューができない
  • スケボーに乗ると強制スクロールになるので、ステージによっては不利にもなる

などなど。
今回も前途多難な有野課長、果たしてクリアできるのか?
・小ネタ
乗れる雲が「(ミスタードーナツの)ポンデリングに似てる」。
そんなこと言われたら、(視聴者も)食べたくなっちゃうじゃないですか(泣)。
何度も何度もゲームオーバーを繰り返すうち、有野さんには「高橋名人が、上島竜兵さんに見えてきた」。
・あの人から応援のFAXが
苦戦する有野課長のもとに、なんと高橋名人本人から激励のFAXが!
「難しいけど、有野さんならきっと大丈夫!目指せラストステージ!ゲームは1日1時間!」
その励ましを力に、エリア4のキュラ大王を撃破!挑戦開始から9時間、やっと中間地点。
「ありがとう高橋名人!勝てたよ!ゲームは1日12時間ぐらいだ!」
・「課長が決めてください」
海ステージの“タコ地獄”、森ステージの“クモ地獄”を超えてエリア7−1までたどり着くも、
ゲームオーバーを繰り返して立ち往生。無情にも、ロケ終了の時間が来てしまった・・・。
「じゃあ」有野の決断は「ギブアップで!」手を交差させて×マーク。挑戦14時間。課長になって3連敗である。
「これはたぶん無理やと思うなあ。ここ(7−1)の難易度になってくんのやろ?」。
・ゲーム監禁地獄
そしてここからは、エンディング画面を目指す「浦川の挑戦」。
AD浦川曰く「(有野が挫折した7−1は)五本の指に入る」超難度らしい。
気が付けば夜が明けていた−挑戦も2日目に突入。最終エリアの攻略を目指す。
ジェットストリームアタック
ここまで来ると、さすがに難しさはMAXレベル。エリア8−3では、ゲーマーの間で恐れられているという
「3匹のコウモリ」に苦しめられる。このステージだけで、かかった時間は何と9時間!
こんなゲームが世に存在してよかですか・・・!
・ご苦労様でした
結局「日常業務を離れての、異例の監禁状態」でプレイし続け、めでたくクリア。そこまでに合計28時間を要した。
(名人級の腕前を持つ)浦川くんがクリアするのにそれだけ苦労したゲームを、有野さんがクリアできましょうか?