意外とゲーム向き?

「有野の挑戦」第4シリーズ一発目は、スーファミウルトラマン(1991年、バンダイ)。
ウルトラマンを操作して怪獣と格闘し、地球の平和を守れ!
格闘で敵のHPを減らす→「FINISH」サインが表示されたら、スペシウム光線を撃つ→怪獣を倒してステージクリア、という流れだ。
・ゲーム向きの展開
当然、戦える制限時間は3分間。しかもジャミラを倒したあとの場面が墓地(元は人間だから)だったり、
メフィラス星人を倒そうとすると「よそう、ウルトラマン・・・宇宙人同士が闘っても仕様がない」と言われたり、
テレビ版ウルトラマンのストーリーを忠実に再現。
・アクションは苦手で(以下略)
挑戦開始から11時間。最後の怪獣・ゼットンを倒せないまま、時間だけが過ぎていく。
「このゲームをクリアしたことがある」というAD浦川のアドバイスは「勝手に予測キック」。
消えては現れ、現れては消えるゼットンが“次に現れる”と思われる場所に、あてずっぽうでも飛び蹴りを放つ!
スタッフから「ラスト1回」を宣告される時間が来た。だがしかし、あっさり倒される。
・何事もなかったかのように
ゲーム終了かと思いきや・・・有野課長勝手にコンティニュー。
課長権限で“泣きの1回”!勝つ自信はある。「課長」の肩書きが、ギブアップを許さない。
敵のHPを削り、スペシウム光線を放った!と思ったら、跳ね返されてウルトラマンが倒れた!
「あれ?やられた」一体何が起こったのか?
そう!ゼットンにとどめを刺すためには、岩本博士が開発中の新兵器ミサイルを撃ち込まなければならないのだ!
そこまでテレビ版のストーリーに忠実なのである。
・チャンスは1回だけ
そして、与えられたミサイルは1発だけ。ロケの時間的にも、これが最初で最後のミサイルである。
究極の一発勝負・・・立っているゼットンに狙いを定めて、ミサイル発射!
(ひょいっ♪)ゼットンよけたーーーー!
新シリーズ一発目の挑戦は、こうして失敗に終わった。有野課長、ここ一番の勝負弱さは健在だった_| ̄|○
・今回もそんな感じか
「ずっと黙ってたんですけどね・・・この制服の色がアカンと思うんですよね」制服のせいにするなよ。
「残りあと9回。毎回毎回『うわぁぁぁあ!』て、言わせます!」。言わされるのか・・・。