変か?変化!小中学生の読み書き能力

現代の小中学生の読み書き能力は総じて高いものの、日常生活でなじみの薄い漢字ほど苦手で、
特に漢字を正しく書けない子どもが多いことが27日、総合初等教育研究所の調査で分かった。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050127it14.htmより抜粋)

  • TVなどで見た誤答の例
    • ○「田園地帯」×「電園地帯」
    • ○「落書き」×「楽書き」
    • ○「木かげ」×「小かげ」

まるで「商品名のネーミング」ですな。「電園地帯」なんて、IT企業にありそうな名前(笑)。
テレビなんかでの報道を見ると「嘆かわしい」「ゆとり教育の弊害だ」といったような言われ方をしているが
全体的正答率は上がっているそうなので、一概に低下しているとは言えないみたい。
大人だって、間違って覚えてる人も多いし(え?)。

1980年の調査と比べて、正答率が大きく低下したのは、6年生で学ぶ「戸外(こがい)」の「戸」の字。
80年には、5年修了時で17.3%が正しく書けたのに対し、今回は6年修了時で、6.2%の正答率だった。
逆に、「地層」の「層」の字の書きは、80年の19.7%から、67.9%に上昇。
同研究所では「一戸建ての減少で『戸』の使用が減ったのに対し、
『層』の字は、『高層マンション』などの使用例で目にする機会が増えたためではないか」と分析している。

時代の流れなんですかね(^_^;)。「よく目にする文字」は、いやでも覚えますから。