宮城県警防犯ソング・新作は「おれおれ詐欺防止」!

日本テレビ系「ザ・ワイド」を見ていると、またググッとくる情報が。
「パトちゃんのラブコール」で一躍有名になった宮城県警仙台南署に続き、
今度は同県警河北署が、また新たな防犯ソングを発表したらしい。
その名も「オレオレ詐欺撲滅ソング」。地元出身の男性二人組(演歌歌手とアマチュアミュージシャン)が、
多発する「おれおれ詐欺」の被害に遭わないための心構えを歌う。
「孫の名前は『おれ』で無(ね)す〜♪」仙台弁バージョンと標準語バージョンがあるそうで、
「パトちゃんの〜」や、既に好評の「仙台南署防犯ソング」を手がけた、さくま詩穂里さんの作詞。
(以下、枠内文章はhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041009-00000013-khk-tohより抜粋、一部改)

おれおれ詐欺の防止に一役買おうと、演歌歌手鴻巣巧一さん(42)らが「オレオレ詐欺撲滅ソング」を作った。
身内を装った犯人からの現金振り込み要求を受けた家族が、犯人と掛け合いをしながら被害を免れる内容。
標準語のほか、仙台弁のバージョンがある。月内にもCD化される予定で、
関係者は都道府県警に贈り、全国のお年寄りらに防犯意識を高めてもらう考えだ。

大丈夫。第三惑星放送協會が広めますから(笑)。

撲滅ソングは演歌調のメロディー。歌詞では、犯人が「もしもしオレだよ オレなんだ」と
身内のふりをして電話をよこす。交通事故の示談金を振り込ませようとするが、
家族は「孫の名前はオレじゃない」と冷静に対応し、被害を防ぐ。
曲は約4分。仙台弁バージョンは、被害者の多くを占める高齢者の耳にも、スムーズに入るようにと取り入れた。

この際、各都道府県バージョンを作ってみるのもいいかも。

家族の役を鴻巣さんが担当、犯人役は、鴻巣さんの知り合いでアマチュアバンドのボーカルをしている
会社員高橋英博さん(31)が務めた。
曲の制作は、宮城県警河北署の及川信穂署長が発案した。被害の急増に危機感を抱き、
知人の作詞家さくま詩穂里さん(64)に曲作りを依頼。さくまさんの呼び掛けに
鴻巣さんと高橋さん、作曲家斉藤常雄さん(55)が賛同し、制作に加わった。

どうでもいいことだが。さくま詩穂里さんが六十過ぎであることを初めて知った。
結構歳いってるのね(だから何)。

鴻巣さんらは、10月18日に仙台市青葉区の市広瀬文化センターで開かれる
全国地域安全運動県大会で曲を披露する。
CDは手始めに100―200枚作製。都道府県警には無償で配り、その後は1枚500円程度で普及させたいという。
鴻巣さんは「曲が普及し、被害が減ればうれしい」と話している。
おれおれ詐欺の被害額は全国で今年、8月までに100億円を突破した。
宮城県でも1―9月で、前年同期の約18倍の計約2億3900万円に上っている。

最近神奈川県警が、実際に「オレオレ詐欺」(の亜種「劇団型詐欺」)の被害に
遭いそうになった人の電話録音テープを公開したが・・・
早口で専門用語を乱発したり「交通刑務所に行ってもらいます」などという脅しをかけて
自分のペースに引きずり込む犯人の話術は、まるで催眠術です。

オレオレ詐欺撲滅ソング(仙台弁バージョン)>
(いやーいや まいったなやまずー)
(おじゃくさん なぬがあったのすか)
もすもすオレだよ オレだっちゃ
オレだオレだよ オレだっちゃ (ほれ)
こうつうずごに なったべや
すぐにぜにこが すずようだ(ほれ)
オレのこうざさ ふりごんで
ほんなどぎには ちょっとまで(まで)
ちょっとまで まで ちょこっとまで(まで)
孫のなめえは オレでねす
しぇがれのなめえも オレでねす
オレだ オレだよ オレだっちゃ
あので このでの くずぐるま
あんだは のしぇらって いねえすか
オレオレオレ詐欺 ぼぐめずショング
オレオレオレ詐欺 ぼぐめずショング
(歌詞は原文のまま)