森ガールvsスイーツ男子!?ミルクティー飲料“ゼロ”の焦点

今日付の日本経済新聞朝刊「新製品バトル」。今回は、この春発売の「砂糖ゼロの紅茶飲料」商戦。
午後の紅茶 ヘルシーミルクティー(キリンビバレッジ)vs「TeaO(ティオ)ゴールデンミルクティーアサヒ飲料
という2商品を、識者のみなさんが比較する。
・一家言ある人が登場
「TeaO(ティオ)」といえば、1996年に発売されていた「ノンシュガー紅茶」のブランド(姉妹品でコーヒーの
「CafeO」=カフェオ=というのもあった)。会社勤めの頃よく飲んでました。今回の復活は、ちょっと嬉しい。
今年のアサヒ飲料は「糖分(または糖類)ゼロ」「カフェインゼロ」など、様々な「ゼロ」にこだわっていくのだそうで。
午後の紅茶ヘルシーミルクティー」は「砂糖0g」の上に「脂肪0g」。それでいてミルクのコクを失っていないとのこと。
だめぽさん「私は『午後の紅茶』ひとすじよ」
ミルクティーには、こだわってますものね(ダメ協「だめぽさんのプロフィール」参照)。
・10年のブランクのせい?
記事によると、飲み比べの結果は「午後の紅茶=ミルクベースの紅茶飲料」「TeaO=紅茶の味を強調」といったところ。
それぞれのターゲットは「午後の紅茶」が女性層、「TeaO」が30代男性だそうで。
容器(今回はペットボトル)のデザインは、「午後の紅茶」が「丸みを帯びていて可愛い」と高評価なのに対し、
「TeaO」は「男性を意識し過ぎているのか無骨」「古臭い」と厳しい。何年か前の紅茶飲料にありがちなデザインで。
・蒼井女子とキムタクリーマン
CMにもそれが現れている―「TeaO」では木村拓哉さんを起用したCMが始まり「甘い紅茶に甘えたい〜」と歌っている。
「スイーツ男子」向け、ってわけですか。同社のコーヒー「ワンダゼロマックス」じゃダメ?
午後の紅茶」のCMには、若手女優の蒼井優ちゃんが出演している。「ミルクがタップーン!」とタップダンスを踊り、
やはりミルクリッチ感を強調している。