ヤン坊マー坊50年

今日付けの日本経済新聞朝刊に、アニメーター中邨靖夫さんの記事が出ていた。
中邨さんはヤンマー提供の「ヤン坊マー坊天気予報」のキャラクター・ヤン坊マー坊の原画を描き続けて50年になる。
腕白な双子の少年のキャラクターを最初に作りだしたのは、当時のヤンマーディーゼル社の宣伝部長・能勢さんという人。
50年の間に、ヤン坊マー坊の姿はモデルチェンジし続けている。50年前はもっとスリムだったのだ。
・彼らの役割
ヤン坊マー坊天気予報」の30秒間のストーリーは時代背景を写し、子供たちへのメッセージが込められている。
ワールドカップ開催年の「サッカー編」では、ヤンマーがスポンサーとなっているJリーグ・セレッソ大阪の(っぽい)
ユニフォームを着ていたりもした。
そして彼らはいつでも、子供たちのお手本となるよう頑張って来たのだ
ヤン坊マー坊が機関車の前を横切るシーンがあった時に「子供たちが真似すると危ない」という意見が出て
中邨さんはそれを意識するようになったという)。
・あなたの記憶はどのバージョン?
今の子供たちにも、また「昔子供だった人たち」にも愛されているヤン坊マー坊。
ヤン坊マー坊天気予報」の、どんなバージョンを見ていたかで年齢がバレそうである。ちなみにワテが記憶しているのは
「日本昔話シリーズ」(1975年頃)や「世界の偉人伝シリーズ」(1976年頃)ぐらいからか。
それぐらいの時期、ヤンマーディーゼルが一社提供していたドリフの人形劇「飛べ!孫悟空」(1977年、TBS系)の記憶とも
リンクしている。
・終わってませんよ
そして今、首都圏と近畿圏では「ヤン坊マー坊天気予報」の放送が無いとのこと。
数年前まで日本テレビ「ニュースプラス1」の関東ローカルタイムで「ヤン坊マー坊天気予報」やってたけど、もう無いのか。
それに。ヤンマーのホームタウンである関西でやってないとは寂しい話。もしかして首都圏と近畿圏の人には
ヤン坊マー坊天気予報はいつの間にか終わっちゃった」と思ってる人も居るかも??
最新版はヤンマーのオフィシャルサイトでも見ることができます。