主婦生活の座標−あなたは○○主婦?

今日付の日本経済新聞夕刊の家庭面に「ひそかに増殖?元気乏しい主婦が心配」という見出しがあった。
・アンケートから浮かび上がったもの
多様化する主婦のライフスタイルを探るべく、広島市マーケティング会社「Her story(ハー・ストーリィ)」の
創業者にして社長の日野佳恵子さんが
「専業・有職それぞれ30人の主婦にネットでグループインタビューをした上で」
「約1000人にアンケートを実施」した結果を報告しておられた。
それによると、主婦のライフスタイルは6つのタイプに大別されるらしい。

  • 主婦キング(主に30代後半から上、家事育児に邁進する、総合バランス型主婦)
  • ラブママ主婦(主に20〜30代、家庭生活を謳歌する専業型主婦)
  • パラダイ主婦(主に50代以上、子育てを終えて友人と食事や旅行に行く充実型主婦)
  • セレキャリ主婦(各年代、有職・高収入で習い事に熱心なセレブ型主婦)
  • チャリキャリ主婦(各年代、仕事と子育てを両立しているワーキングママ型主婦)
  • NANO(ナノ)主婦(40代が中心、自分の人生に関心が低い無気力型主婦)

今回調査対象の4分の1を占めたという「NANO主婦」。
NANO=No Action No Obligationの略だそうで。行動も起こさないし義務も果たさない、という意味。
その無気力さは、某巨大掲示板で言われる蔑称ニート主婦」(結婚しているものの、
生活はひきこもりニートと変わらない)に近いものが。
・人生に無関心?
駄メイドの場合は・・・ファッションに興味ないし、やりたい習い事もないので「No Action」は合ってるけど
家計管理や節約はしている(つもりだ)し、主婦業(メイド業)にはやりがいを感じているので
「No obligation」は無い。そこまでひどくないですよ(^_^;)。
・まずは表に出ろ
NANO主婦は「従来のマーケティング手法では見落としがちだった」存在。
「今は消極的に暮らしている」ということは、その気になりさえすれば“無気力状態”から脱し、
消費者としても労働者としても可能性を秘めている」と日野さんは分析する。
ニートの若者と同じようなことを言われている・・・。
・関係ないとは言わせない
無気力化の原因として夫や子供、姑など家族関係がうまくいかず「心のひきこもり」になっていることが考えられる。
その関係を改善し「認められる私」の居場所を見出せば、気力も出てくるというもので。
世のダメ人間の皆様も、奥様を大切にしましょう。何?「奥様が居ないから関係ない」?
そういう人も、お母様を大切に。
・神の御カゴを
家に縛られた専業主婦が孤独にさいなまれる「かごの鳥症候群」という言葉があるが、
その籠(かご)も良い籠(=家族の愛情のある家)であれば住み心地がいい。
それゆえ駄メイドも、今現在の暮らしに不自由はないのだが・・・最近気付いた弱点は
「インターネットが使えなくなったら、完全に籠の鳥である」ということ
(最近、ご近所で強力なワイヤレス接続機器を使い始めた人がいるらしく、ウチの回線が
不安定になっているのが悩み)。パソコンがダメになってもいいように、フルブラウザ携帯に買い換えようかしら。