仮想と現実の間に、ひとりの私

日本テレビ系「NNNドキュメント05」今週のお題は「急増!ネット依存の恐怖」。
・急増するネトゲ依存症

  • 「休みの日には、母娘でインターネットのオンラインゲームにハマっている」という38歳主婦+16歳の娘
  • 自衛官の仕事をやめてひきこもり、「1日16時間もパソコンの前に座る」35歳の青年(体重150kg)

・・・という「いかにもネット依存症」なオンラインゲーム中毒の人々が登場。その生態を追う。
・インターネット脳
日本大学森昭雄教授の研究によると、「インターネットを長時間やり続けると
(脳全体の司令塔「前頭前野」という部分の)機能が低下、脳の働きが悪くなる」らしいのだ。

インターネットを長時間やる人の脳は
(相手の感情を読み取る機能を持つ)右脳の働きが低下し、「思いやりや道徳心などが欠落する」
→重症化すると、左脳の働きまでが低下して「論理的に物事を考えられなくなる」のだそうで。

脳の活性化には役立たないのか・・・やっぱり生身の人間と、普通に会話しないとダメですね。
・重症化するとどうなる?
続く「成城墨岡クリニック」院長・墨岡孝先生は、実際に診察した「ネット依存症患者」についても語った−
チャットでの会話にハマるうち、仮想と現実の区別がつかなくなり(「自分は金持ちだ」などとホラを吹く癖がつき)、
ついには人格が乖離して多重人格状態になった・・・というのだ。そこまでなりたくない(((( ;゜Д゜))))。
・ダメ家はオンラインRPG禁止です
結局は「キモヲタ扱い」の域を出ない番組構成だったな(苦笑)。
まあ、この種の番組は多少表現が偏ってる傾向がありますけど。
何事も「節度」が肝心なのは事実。ネットにハマっている人も、たまには現実世界の空気を吸いましょう。